オランダ発「代替肉」の火付け役が「ゴーストレストラン」を池袋にオープン

店舗にお客のいない「ゴーストレストラン」が日本でも注目を集めている。

植物由来の代替肉を販売する「The Vegitarian Butcher」(本社・オランダ)の日本支社は、9月2日、ファストフード専門のゴーストレストラン「The Vegetarian Butcher Delivery」を東京・池袋にオープンした。

この業態は、ニューヨーク発祥のビジネスモデルで、キッチンだけを備えた店舗で調理をおこない、「UberEats」や「出前館」といったフードデリバリーサービスで注文・配達をおこなうというもの。The Vegetarian Butcher Delivery池袋店も、これらのサービスを使って利用できる。

メニュー表記にある“Beef”や“Chicken”はもちろん代替肉。ベジタリアン向けの「プラントベースミート」を使用している。

「The Vegitarian Butcher」が代替肉の先駆けとなったワケは、当時“マズい”と評されていた味に、本物のような風味を加えることに成功したからといわれている。

現在、配達可能エリアは西池袋の店舗から3キロ圏内と限られているが、代表の村谷氏によると「今後は東京全域をカバーできるようにフランチャイズ店を増やしていく方針」だという。この機会にプラントベースミートの火付け役となった味にトライしてみてはいかがだろうか。

Top image: © 2019 The Vegitarian Butcher Japan
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。