新世代の住居支援NPOは「3Dプリンター」で住居街を建設中

特別な3Dプリンターを用いて新たな住居支援を行うNPO法人「New Story」は、メキシコ・タバスコ州で、3Dプリンターで造られる低所得層向けの住宅街の建設をスタートした。

使われるのは、「Vulcan II printer」と名付けられた、米スタートアップ企業「ICON」が開発したコンクリートを出力する3Dプリンター。

建物の枠組みを設置したら24時間稼働。2つのベッドルームとキッチン、バスルームをもった約45㎡の家が驚くほどに低コストで建築可能だという。この地域では地震が発生することもあるが、耐震構造の基準も満たしているとのこと。

出力後には、地元NPO団体「ÉCHALE」が最も必要だと思われる低所得層に該当した家族へと提供される。

物作りの可能性を大きく広げている3Dプリンター。最新テクノロジーを最も必要な人々に提供している同団体の取り組みは以下の動画でチェックしてみてほしい。

Top image: © iStock.com/Михаил Руденко
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。