100%植物由来の「豚挽肉」の再現に成功!
肉汁の滴る偽肉ハンバーガーを作り出し話題を呼んだ食品テクノロジー企業「Impossible Foods」。そんな同社が、新たに「偽豚肉」を生み出したことが今月おこなわれたデジタル見本市「CES 2020」にて発表された。
豚の挽肉に限りなく近いこの食品は、100%植物性であるうえにハラールやコーシャにも対応。実際に食べた人のレポートでは、驚くほど本物に近い味となっており、わずかに異なる食感も気にならない程度だそうだ。
同製品の開発者らは、豚挽肉の風味を徹底的に調べ、牛と比べた場合の淡白さや、牛の赤身にはない脂身部の食感や風味を再現することに尽力したという。
アジア圏における豚肉消費の増加に対して、一定の貢献ができると考えて生まれたという同製品。麻婆豆腐やシューマイ、ロールキャベツなど、さまざまな料理への使用が期待できそうである。
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