ジュネーブ市が「性差別」に対抗するためにとった「施策」とは?
先月、ジュネーブの市長であるサンドリーヌ・サレルノ氏は、市内の横断歩道を示す道路標識の半分を“女性モチーフ”に変更すると発表した。
これにより、市内に500ある標識の約半分が女性をデザインしたものに変わることになる。新しい標識は、妊娠中の女性や高齢者、女性同士のカップルなどを含む6パターンあり、性別だけでなく多様性もアピール。
市長は横断歩道の標識のみならず、ほかの標識もアップデートしていきたいという意向を表明している。また、ジュネーブの「通り名」を女性の名前に変更するプロジェクトも進行中のようだ。
上記のプロジェクトは、公共の場での性差別やハラスメント対策の一環として市が進めているもの。“性差別やハラスメントを許容しない”というジュネーブ市の強いメッセージを感じるトピックである。
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