お皿にびっしり「失敗しない焼き餃子」

こんなときだからこそ、いえ、こんなときだって、日々の活力を生むのはおいしいごはんです。レストランシェフ、料理家、日頃から「食」に関わるみなさまから、“レシピのおすそわけ”をいただきました。

さあ、一緒に作ってみませんか?

 

教えてくれたのは料理家でフードスタイリストの植木 俊裕さん。

Toshihiro Ueki(うえきとしひろ)

料理家・フードスタイリスト。グラフィックデザイナー時代からInstagram (@utosh) で料理写真を投稿。人気のハッシュタグ「#とりあえず野菜食」を発案。多くのユーザーからの投稿を集める。近著に『盛りつけエブリデイ』(KADOKAWA)など。器や海外のインテリア雑貨を取り扱うライフスタイルストア「TREE&TRUNK」を運営。

お皿にびっしり
パーフェクトな「焼き餃子」

フォロワー数12万人を越える植木さんのInstagramで一番人気なのが「焼き餃子」。お皿いっぱいにびっしり餃子が並んだ写真に、思わずよだれが出てきそう。季節のナムルとともにいただくのが植木さんのオススメです。

©Toshihiro Ueki

<材料>

・豚ひき肉:80g
・キャベツ:100g
・ニラ:1/3束
・餃子の皮:大判(20〜25枚くらい)

・(A)しょう油:小さじ2
・(A)酒:小さじ2
・(A)おろししょうが:小さじ2
・(A)おろしにんにく:小さじ1
・(A)鶏ガラスープの素:小さじ1
・(A)水:大さじ1
・(A)塩:少々

・ごま油:大さじ2(2度使います)

<つくりかた>

①キャベツをみじん切りにして塩をふって水分を出しておく。ニラもみじん切りにしておく。

②ボウルにひき肉を入れAをすべて入れ、粘りがでるまでよく混ぜ合わせる。

③ぎゅっと絞った①を②のボウルに入れて混ぜ合わせる。

④餃子をつつむ(ヒダはだいたい7〜9つくらいのイメージで)。

⑤フライパンに油をひき、餃子を丸く並べ、中強火にかける(この時にさらに上からごま油大さじ1を回しかけるとくっつきづらくなります)。

⑥ひとつ取り出して焼き加減を確認し、キツネ色の焦げ目が付いていたらお湯を入れ、フタをして3〜4分蒸し焼きにする。(湯量は、フライパンとフタの噛み合わせが悪い場合は多めに入れます)

⑦水分がなくなったらフタを開け、ごま油を回しかけてさらに2分、しっかり焦げがつくまで焼く。

⑧フライパンよりひと回り小さいお皿を上からかぶせ、フライパンを横にして余分な油を切る。ひっくり返せば完成。

<ポイントはここ!>

※塩をしたキャベツの水分は十分に切ること。
ひき肉にだけ味をつけてから野菜と混ぜることで肉はジューシー、野菜はシャキッと仕上がります。
※鶏ガラスープの素を使う場合は大さじ1の水も加えることで肉汁代わりとなります。
※パリッと仕上げるには、ごま油か米油がオススメ。

家庭料理をボトムアップする簡単・基本のレシピ企画「スタートUPレシピ」や、テレワーク中でもお金をかけずに簡単でおいしい家ごはんを紹介する「#在宅楽飯」をInstagramで日々配信中。Utoshのアカウント名で活躍する植木さんをチェック!

https://www.instagram.com/utosh/?hl=ja

 

Top image: © Toshihiro Ueki
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。