今すぐ取り寄せたい!「老舗のこだわり商品」5選

緊急事態宣言が解除されたとはいえ、まだまだ油断は禁物。しばらくは、可能なかぎり外出を控え、感染リスクを避ける動きを取りたいところだ。

となると、引き続き「お取り寄せ」は優秀なツールであり続ける。

おうち時間のお供にぴったりの食べ物や飲み物、(仕方のない)外出時に便利な非接触棒などを、応援の意味も込めて「日本の老舗」からピックアップ!

京都の老舗より「抹茶ビールの素」発売

©碧翆園

慶應3年(1867年)の創業以来、150年以上にわたって最高級の碾茶(てんちゃ)の産地である京都府城陽市で宇治茶の製造・販売をおこなってきた「碧翆園」が「抹茶ビールの素」の販売をスタート。

宇治茶の新しい可能性を追求する同社のブランド「UJICHA STYLES」が生み出したのは、濃縮抹茶をジョッキに移してビールを注ぐだけのノンアル割り材。

さわやかな若草色の一杯を楽しもう。

令和時代のエナジーフード。
エネルギッシュな「羊羹」

©鶴屋

「YOKANGO」は、佐賀県の老舗和菓子店「鶴屋」が、同県の老舗薬種商「野中烏犀圓」監修のもと開発したエナジーフード。この商品……じつは「羊羹」。

高麗人参エキスやヤマイモエキス、冬虫夏草といった漢方製薬成分のほか、ビタミン、アルギニンなどを配合した、れっきとしたエナジーフードだ。

そもそも、羊羹は室町時代に起源があり、当時から貴重なエネルギー源だったといわれている。江戸時代になると、砂糖の普及により、甘さを備えた持ち歩きが容易な高エネルギー食品として親しまれたという歴史がある。

和紙からできた「葉っぱのお香」

©薫寿堂

お香の名産地として名高い淡路島で約130年続く老舗「薫寿堂」より発売されたお香「HA KO(ハコ)」。職人の手で一枚一枚大切に作られた、葉っぱがモチーフの和紙のお香だ。

写真は昨年末に新発売のブラックライン。

そのまま置いておくだけでもやさしく香り、その香りは気温や温度で変化しながら約3ヵ月持続。火をつけて焚くと空間全体に香りが行き渡り、消臭・抗菌効果を発揮。煙を燻らせながら葉っぱがじわじわと燃えていく様は、小さな焚き火を眺めているようで気持ちが落ち着く。

創業60年。
爪楊枝会社の「非接触棒」

©菊水産業

不特定多数の人が触れたボタンを指で押すのに抵抗がある──。

そんな不安を解消してくれるのが、創業60年のつまようじ屋が本気で作った「つまようじ屋の非接触棒」だ。

湿気てしまい爪楊枝にできず、燃やすしかなくなった北海道産白樺材を再利用して生まれたアイテム。エレベーターのボタンや自動販売機、インターフォン、コインパーキングの精算機など、日常生活のなかでの使用シーンは多種多様。

金沢の老舗佃煮屋から
「くるみの飴煮」

©2019 TABI LABO

1936年創業の「大畑食品」は、醤油の町・金沢大野に拠点を構える、老舗の佃煮製造会社。

くるみの飴煮は、佃煮と同じく釜炊きの製法でつくられたもので、上品な甘さと旨味が味わえる。金沢大野ならではともいえる地域の名産品を使った大野醤油味のほか、生姜カラメル、黒糖カラメル、メープルシロップの4種類は、どれもコーヒーとの相性が抜群だ。

手のひらサイズの缶には、かわいいリスとくるみが描かれている。帯がカラフルで詰め合わせの箱を開けた瞬間も華やか!

Top image: © 薫寿堂
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。