「LinkedIn」が「今年もっとも需要が高くなりそうな職種」を発表
新型コロナの影響で悪化するアメリカの労働市場。
そんな求職者たちの手助けとなるよう、世界最大級のビジネス特化型のSNSを提供する「LinkedIn」が“今年もっとも需要が高くなりそうな職種”を発表した。
2020年の4月から10月までの期間を対象に、アメリカで前年度比で成長率が高かった1万5000以上の肩書を分析し、それらを職種別に振り分けた。その上位ランキングは以下の通り。
1位 eコマースの前線で働くプロフェッショナル
2位 ローン、抵当のエキスパート
3位 医療従事者
4位 事業開発とセールスのプロ
5位 ダイバーシティのエキスパート
1位は巣ごもり需要の高まりによって、ドライバーなども含むサプライチェーン職といった仕事の需要が急増したことを示す。続く2位はアメリカの低金利や政府が考案した「Paycheck Protection Program(通称PPP)」ローンがもたらした結果だとか。
3位と4位は、それぞれコロナの影響でひっ迫する医療現場と、落ち込んだ経済を立て直す人材が求められている現状を、そして5位は、人種差別やダイバーシティがあらためて注目を浴びた2020年を象徴している。
変化が多い時代は、それに伴い、求められる人材の変化も激しい。長期雇用を目指すためにも、将来も通用するスキルの取得が欠かせなさそうだ。
LinkedInはそういったスキルを取得できるコースなども用意しているので、気になる方はこちらから。
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