あえて「干しパプリカ」でつくるオムレツにしかない、とびきり食感

パプリカを生のままかじる。瑞々しい、しょくしょくの食感がたまりません。あれはあれでおいしい。うん、間違いなく。

そこからもう一歩踏み込んで、「半干し」もしくは完全に「ドライ」にしちゃって料理に使うというのも、じつはパプリカの魅力を引き出すテクニック。大丈夫、あの鮮やかな赤、黄、オレンジがぬけちゃうワケじゃありません。

乾燥具合は料理や好みに合わせてOK。でも、おすすめは完全にドライになる3日目。

シャキシャキの食感は「しなしな」に変わりますが、甘さがぐーんと増すんですよね。これでナムルなんかつくったりマリネにすると、フレッシュに負けず劣らずの美味。ビールがすすんで仕方ない!

©2021 NEW STANDARD

<ポイント>
★干し時間は2〜3日がベスト!
★セミドライなら5時間ほど

干しパプリカのオムレツ

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■材料(2人分)

・干しパプリカ:1/2個分
・卵:3個
・生クリーム:30ml
・サラダ油:小さじ1
・バター:1切れ
・イタリアンパセリ:少々
・塩:少々

■作り方

干しパプリカをぬるま湯で15分ほど浸して戻します。よく水気を切ってお好みのサイズにカット。卵をよくときます。面倒でも卵液は一度ザルなどでこすと、仕上がりが格段に変わってきますよ。そこへ生クリーム、塩を加えて味を整えます。これで準備は完了。

次にフライパンにサラダ油をひいてパプリカを炒めていきます。ほどよく炒まったら、いったんフライパンから上げておきましょう。

フライパンにバターを入れて溶けたら卵液を流し入れます。ここでパプリカ投入。ヘラで混ぜながら半熟状になるまで火を通していきます。半熟になったら火を止めちゃいます。あとは余熱でOK。

さあ、成形していきましょう。フライパンの周りに卵がこびりついた部分があるはずです。そこからやさしくヘラをすべり入れ、フライパンを手前から奥に傾けながら卵を1/3折りたたんでいきます。今度は反対側から。このときフライパンの淵を使ってすべらせてくると、きれいな楕円形ができるはず。多分。あとはイタリアンパセリを散らして完成!

フワフワ卵と干しパプリカの食感の違いを楽しんでみて。

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TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。