「ゾーニングした部屋」に、こんなにメリットがあるなんて!

「部屋」に求めるものは、ほんと人それぞれ。

シンプルな空間が好きな人もいれば、たくさんのお気に入りに囲まれたい人もいる。キッチンにこだわりたい人もいれば、素材やカラーにこだわりたい人もいる。

この特集東京 住みこなし研究所では、いま僕たちが心から「住みたい!」と思える部屋をさまざまな角度から検証していきたいと思います。

 

今日紹介したいのは「ゾーニング」をとり入れたお部屋。意外にも、新しい家具などを追加しなくても簡単にゾーニングできる方法があるんですよ。

じつは簡単!
部屋を区切って快適に。

そもそもゾーニングって……?

簡単に言うと、お部屋の空間を、シーンや使い勝手によって区切ること。

ゾーニングは間取りに余裕がある物件だけの特権ではありません。

工夫次第でワンルームでも十分にゾーニングできるし、部屋で過ごす時間が増えたからこそ、生活リズムにメリハリをつけるためにぜひとも取り入れたいところ。

人気の「Hondana」で
ゾーニングしたら……

リノべ物件を専門に扱うREISM(リズム)が展開する「Hondana(ホンダナ)」というシリーズは、見ての通り壁一面に広がる本棚とゆったりしたスペースが特徴的。

「あれを置いてもいいな〜、これを並べてもかわいくなりそうだな〜」と、コレクターならずとも憧れるのではないでしょうか。

このHondana、本やレコードが大好きな人はもちろん、じつはゾーニングにも向いているタイプのお部屋です。

Hondanaを中心に部屋のスペーシングを考えることで、オンオフの切り替えがスムーズになるんです。

部屋だと仕事に集中できない……休憩時間も休んだ気がしない……と悩んでいる人も、「仕事はこっちのスペース、映画を観るときはこっちのスペース」のように適度に使い分けるのがおすすめです。

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1Rのなかで
インプットとアウトプットの場所を変える

おそらく、このステイホーム期間中にみんな気づいたはずです。ずっと同じスペースで過ごすとストレスフルだということに!

仕事用のデスクでランチも済ませて、そのまま仕事が終わったらPCで映画見て、なんて過ごしていると、不健康なうえにちょっとずつQOLが下がっていくような……。

せめてインプットとアウトプットが切り替えられるだけでも快適になると思うんです。じゃないと仕事モードと休憩モードってなかなかスイッチできないですから。

たとえばこの部屋の中央にあるような「Draw a line」というつっぱり棒を使うのも、ワンルームでゾーニングする有効な手のひとつです。空間に “線” を引くように区切ることで、小さな部屋でもクイックに仕切りができます。

ネットにかけるアイテムを変えれば部屋の雰囲気もガラっと変わるし、それぞれのスペースが有効に使えるようになります。

またHondanaの広いスペースは、グラスやお皿を飾ったり、スパイスや小物を置いたりと、自由にアレンジできるのも楽しい! 軽食をとれるくらいの広さがあるので、気分転換したいときにもぴったりです。

 

大掛かりなレイアウトのゾーニングは大変だけど、工夫次第で生活にメリハリをつけられるのがゾーニングのいいところ。飽きもこないですしね♪

こうやってロングライフな目線で生活をデザインできると、なんだかいつも以上に部屋への愛着が湧いてきませんか? おうち時間が長くなった今、その部屋を長く住みこなすことも新しい価値観になるはず。

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【他にももっと見たい】
「ゾーニング」が楽しめるお部屋

上でご紹介した「Hondana」は、じつは全部で34もある「REISM」のリノベーションシリーズのひとつ。

もともとゾーニングされた空間が備わっているお部屋など、ワクワクな空間をピックアップしてみました!

おこもりスペースで気分転換できる「CABIN」

「部屋のゾーニング」と聞いても、いまいちピンと来なかったり、具体的なやり方がわからない! という人も、この「CABIN」というシリーズなら具体的にイメージも湧いてくるでしょう。

「CABIN」の特徴はなんと言っても、海外のタイニーハウスのように「おこもりスペース」があり、さらに「土間」まで備え付けられていること。

部屋の奥にある「おこもりスペース」は段差で明らかにリビングとは別空間になっていて、作業に集中したり、思いっきりダラダラしたりと、自分だけの世界に入り込むことができます。

「土間」のスペースでは植物を育てたり、自転車を置いてもOKな床材を使用していて、リビング空間とも異なる使い方ができるんです。

つまり、土間/リビング/おこもりスペースの3つでゾーニングできるわけですね。しかも最初からそのスタイルにリノベされているので、大きな手間はかかりません。

そうなると「収納が足りるのかな」と不安かもしれませんがご安心を。おこもりスペースの下にしっかり収納スペースも用意。趣味や仕事柄、モノが多い人でも居住空間はすっきりキープさせることもできます。

自分自身が心地いいからこそロングライフに暮らし方をデザインできるというもの。自分の部屋のなかで日常と非日常を同居させるなんて、なんだかワクワクしてきませんか?

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土間×小上がりの日本的ゾーニング「Doma」

styling:Rigna

壁などで仕切ることだけがゾーニングではないことを教えてくれる「Doma(ドマ)」シリーズ。

コンセプトはまさに、日本家屋ならではのゾーニング「土間」。

このシリーズではワンルームのなかに2〜3種類の床色があり、ごくごく自然に目線が変わり、空間ごとの過ごし方を切り替えられるのが特徴的です。

はぁ〜、なんか落ち着く。

styling:Rigna

たとえば、市松柄の畳の上には布団を敷き、昔ながらのモルタル仕上げの床には自転車をといったように、現代のライフスタイルに合わせて使い分けることができます。

都内のワンルームは一面同じ床材が使われていることも多いので、そのオリジナリティは一目瞭然ですよね。

コンクリートあらわしの壁や天井からもリノベならではの渋さを感じられます。

styling:Rigna

椅子で過ごすのもいいけれど、たまには畳であぐらをかいて読書をしたり、書き物をしたり。こたつでみかん、なんて最高です。

日々の生活のなかで、日本に住んでいることをちゃんと実感できる素敵なシリーズですよ。

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REISMと一緒に
東京を住みこなそう

REISMのホームページをチェックしていると「あぁ素敵だな」「こんなオシャレなところに住んでみたいな」というリノベ物件がたくさん見つかります。

でも大切なのは、あなたが「住みこなす」こと。

70%仕上がっている空間に、どんな「自分らしい30%」を取り入れ、楽しめるか。 それがきっと、リノベーションというカルチャーに愛着を持って、ロングライフな視点で部屋探しに向き合うポイントになると思うんです。

なんと言ったって、毎日暮らす空間ですから。ちゃんと自分のライフスタイルや価値観に合う部屋を選びたいですよね。

 

—— 世界各国をモチーフにしている、REISMのリノベーションシリーズ。あなたが、住みこなしたいのはどんな部屋?

→全ラインナップを知りたい!

インテリアスタイリスト:遠藤慎也
フォトグラファー:八幡宏

 

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