2023年、アメリカ「培養肉」解禁へ

「アメリカ食品医薬品局(FDA)」が、培養肉のスタートアップ「Upside Foods」が製造する商品の安全性を認可した。これによって同社は培養肉製品の販売ができるようになるそうだ。

今回の認可対象は、「UPSIDE Foods」がニワトリの細胞を培養して製造した培養肉。FDAは同社の製品しか認可していないものの、二酸化炭素の排出量を抑えられ、家畜を屠殺する必要がない培養肉が食べられるようになるわけだ。

いったい、どんな味なのだろうか?

ちなみに、2020年に世界で初めて培養肉の販売を認めたのはシンガポール。まだ畜産業界と比較して、どれだけ環境負荷を低減できているのかは明らかになっていないが、多くの人は培養肉の持つポテンシャルに注目している。きっとFDAも同じ考えなのだろう。

シンガポールに続き、アメリカでも培養肉が解禁。次に培養肉の安全性を認める国はどこになるのだろうか? 注目だ。

Top image: © UPSIDE Foods
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。