アメリカのアルコール消費量が増加! 南北戦争時代とほぼ同じ量に
アメリカの「National Institute on Alcohol Abuse and Alcoholism(国立アルコール乱用・依存症研究所)」が公開した情報によると、同国は現在、南北戦争時代(1860年代)と同じくらいの量のアルコール飲料を消費しているようだ。
彼らが公開した情報の対象期間は2021年までのもので、アルコール飲料の販売データなどがもとになっているとのこと。
アルコール消費量は増加傾向にあり、2019年は1人当たり2.38ガロン(約9リットル)で、2020年は2.44ガロン(約9.2リットル)、2021年は2.51ガロン(約9.5リットル)だそう。この数字が1860年代の消費量とほぼ同じなのだとか。
また、アルコール飲料の種類ごとの情報も公開されており、同国では1995年以降、ビールの消費量は約20%減少しているそう。一方、ワインは1990年代中頃に比べて、50%以上の人が楽しんでいるとのことだ。
同国では、数年前からソバーキュリアス(あえてアルコール飲料を飲まないライフスタイル)が選択肢のひとつになっている。
このようなトレンドを踏まえて、今後、アメリカのアルコール消費量はどのように変化していくのだろうか?
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