【アパレル業界の真実】オーガニックコットンの知られざる「6つの事実」

年間313万キロの合成殺虫剤がコットン栽培に使用されている。しかも、これはカリフォルニア州だけでの話。

でも、誰も気にしないことだろう。なぜなら、コットンを食べるわけではないから・・・。 殺虫剤は、コットンに直接散布される。そのコットンは加工されて、大半が私たちの衣類になるのだ。

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しかし、代替案はある。オーガニック栽培のコットンは、農薬も、殺虫剤も、除草剤も使用しない。
ここでは、一般的なコットンの恐怖とオーガニックコットンの現状を紹介していこう。

01.
コットンは食品ではないので
農薬が大量に使用されている

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オーガニックコットンについて語る前に、既存のコットンの話から。
冒頭にもある通り、コットンは食品ではないため、農薬の規制が少ない。そのため、生産過程では膨大な量の農薬が使用されている。例えば、アメリカでは、農薬の約10%が農地全体の約1%に過ぎないコットン栽培に使用されている。さらに、全世界のコットン生産量の30%以上が遺伝子組み替えの種子を使用しているというレポートもあるぐらいだ。

※Reference:PAN

02.
コットン自体は食品ではないが、
その種は、口にしているかも・・・

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コットンの種子は家畜の飼料として使われたり、種子から搾った綿実油がスナック菓子に使われることがある。つまり、 コットン自体は食品ではなくとも、私たちは間接的に口にしていることになる。
たくさんの農薬をかけられて育ったコットンの種子・・・それを食べた牛から搾乳したミルクや綿実油を使ったスナック菓子に影響がないと、誰が言い切れるのだろう。

03.
コットン生産過程では、
今も多くの人が「死亡」している

コットン生産の現場は地球環境だけでなく、そこで働く人間にとっても過酷だ。
世界保健機関 (WHO) と、国際労働機関(ILO)は、世界で農薬による中毒が年間数百万件という規模で起こっており、年間2万~4万人もの死者を出しているとしている。

※Reference:PAN

04.
生産者と環境を救う
「オーガニックコットン」という選択

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有機的な農法でコットンを作ることは、生物的特性と健康なエコシステムを活性化させる可能性を持っている。土質を改善し、水の使用が少なくてすむことも多々ある。さらに、品質の面でも、既存のコットンと同等か、それ以上のものが多い。
オーガニックコットンを積極的に使用することは、生産者のためだけでなく、環境のためにもなるのだ。

05.
オーガニックコットンの生産量は
全体のわずか1%にも満たない

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ここ10年の間でオーガニックコットンは随分と浸透してきた。多くのアパレルメーカーが積極的にオーガニックコットンを使用しているし、それを購入したことがある人も少なくないはずだ。
でも、じつはオーガニックコットンは、世界のコットン生産量のわずか1%にも満たない。理由はシンプルで、有機農法によるコットン生産はお金も人手もかかるのだ。コットンの健康状態を常に監視して、除草をして、害虫駆除をして、さらに堆肥にも気を配る必要がある・・・ゆえに、オーガニックコットンの生産量は飛躍的には増えないという問題がある。

※Reference:TextileExchange

06.
パタゴニア製品のコットンは
100%オーガニックである

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現在、いくつかの企業は自社製品のオーガニックコットン使用量を増やしているが、その筆頭がパタゴニアだ。
彼らがその重要性に気づいたのは、驚くべきことに1991年。そして1996年には、すべてのコットン製品に使用するコットンを100%オーガニックに切り替えることに成功している。

さらに、同社はオーガニックコットンが業界に普及することを願って、工場などのサプライチェーンを公表するなど他の企業へのサポートも実施(アパレルメーカーが工場を公表することは稀である)。
コットン以外の製品についても原料の生産地や工場などの流通過程を公開して各製品が環境に与える負荷を明らかにしている。

※Reference:Patagonia

なお、パタゴニアはオーガニックコットンの採用以外にも、環境に対してさまざまな決断を行ってきている。

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