当たり前に食べているけど、本当は「食べないほうがいいモノ」3選

「食べ物は残さず食べましょう!」なんて言いますが、健康のためにも時には「食べない」という選択も必要です。私たちの身近な食材の中で、食べないほうがいいモノを紹介しましょう。

01.
ホタテの
「ウロ」

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殻付きホタテについている黒い部分を「ウロ」と呼びます。このウロは、毒素が集まりやすい部分。食べたからといって、すぐに病気になったりすることは考えにくいものの、貝毒の可能性や重金属の蓄積につながるとされています。

魚介の肝が好きな方はウロも好んで食べてしまう方もいるかもしれませんが、取り除いてから食べるようにしてくださいね。

02.
乾燥ひじきの
「戻し汁」

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ひじきは、無機ヒ素を多く含む食品です。ヒ素を一度に大量に摂ったり、長期にわたって摂ることで、嘔吐や下痢をともなう中毒になってしまうことも……。

とはいえ、ひじき自体は決して危険な食べ物ではありません。無機ヒ素は、ひじきを戻す際にでる戻し汁に流れ出る性質があります。ひじきを使用する場合は、水で30分以上戻して、戻し汁は捨て、水洗いしてから使用すればOK。その後に茹でると、ヒ素はより減少します。

03.
じゃがいもの
「芽や緑色の部分」

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これは知っている人も多いかもしれませんね。じゃがいもの芽や緑色になった皮の部分を食べるのはNGです。これらには、天然毒素の一種であるソラニンやチャコニンが多く含まれます。これらを摂取すると、吐き気や下痢、おう吐、腹痛、頭痛、めまいなどの症状が出ることも。

じゃがいもの芽は取り除く際に、皮に緑色の部分を見つけたら、そこは厚めに皮むきを! それだけでOKです。

3つの中には、知らずに食べてた……というものはあったのでは? もちろん、それぞれ危険な食材というわけではないので、ちゃんと処理をして味わってくださいね。

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