「カラダ歪んでない?」駅構内に登場した姿勢チェッカーに、人々の足が止まる

重い荷物をどちから一方の肩にかけたり、利き手でばかり荷物を抱えていたり。昔から、姿勢がゆがむ原因のひとつに挙げられているのは、周知の事実ですよね。

自分の歪んだ姿勢をセルフチェックするために、ストックホルムの地下鉄構内に、こんなデジタルサイネージが現れました。

モバイル世代の4人に1人が
重い荷物に苦しんでいる

動画によると、スウェーデン人のじつに4人に1人が日々重い荷物を持ち歩きすぎていて、主に腰痛や首筋、背筋の痛みなどの不調を訴えているんだそう。

パソコンもタブレットも、何でも携帯して持ち運びができる時代。周辺機器も詰め込んだバッグが重くなるのは当然のこと。モバイル端末の詰め込みすぎが原因となる体の歪みは、もはや現代病という他ないのかも。

一人の男性がデジタルサイネージの前に立ちました。自分の体がボードに映るとスキャン開始。足元のキネクトが彼の動きを捉え、傾きを発見すると赤くアラートを出す仕組みです。ちょうどこんな感じに。

姿勢の専門家が
一からアドバイス

ボードの前には、カイロプラクティックの専門家が常駐し、人々の歪んだ姿勢を矯正するため、細かなアドバイスを送ります。

バランスをとりながら、正しい姿勢を意識していく男性。

男性も、女性も、みなどこかに歪みを抱えているのが丸ハダカに。そして、初めて知る体に無理のない荷物の持ち方。

もちろん、正しい持ち方をするのが歪み矯正には一番。さらには、重いものを持たないことも重要だと動画は締めくくります。

たとえばモバイル端末を極限まで軽いものにするとか……。というところで種明かし。じつはこれ、マイクロソフトから発売中「Surface Pro 4」の軽量さを謳ったプロモーションと、体の歪みの実験を兼ねた動画なんです。

軽くて、体に負担もかけない。メッセージングの巧さが光る戦略的なプロモーションだと思いません?

あなたも歪んでるかも?

もしかしたら、あなたも後ろから見ればこんな格好をしているのかも。体の歪みを意識することって、なかなか難しいですから。

ストックホルムのモバイルネイティブたちも、きっとボードに映し出される自分の姿を見て、驚いたに違いありません。

Licensed material used with permission by 日本マイクロソフト株式会社
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。