お湯?ミルクシェイク?いますぐ試したい「コールド・ブリュー」のツウな飲み方
近年、欧米でも流行中のCold Brew(コールド・ブリュー)。カフェで聞こえてくる注文は、もっぱら「コールド・ブリューちょうだい」だ。
日本でも専門店はもちろん、ビンやパックでも売り出されている。今回は、そんな人気沸騰中のコールド・ブリューの美味しい飲み方を、ブルックリンにあるカフェのバリスタに聞いてみた。バリスタたちも、いろんな店のコールド・ブリューをチェックしているみたい。
01.
コールド・ブリューのお湯割
ちょっとびっくりだが、コールド・ブリューは、お湯で割って飲むのもオススメだそう。お湯で抽出したコーヒーよりも、酸味が弱くてまろやかだから、普通のがちょっと苦手な人にもいいかも、とのこと。
02.
ミルク割り。
アーモンドミルクが特に美味しい
実際に試してみたが、ラテよりちょっと薄めで、カフェ・オレという感じ。ほんのり甘いアーモンドミルクは、特に相性が◎。
03.
コールド・ブリュー・ミルクシェイク
Photo by Kohei Kawashima
普通のミルクシェイクに、抽出したままの濃いコールド・ブリューを加えれば完成。エスプレッソ入りのミルクシェイクよりも、だいぶ苦味を抑えた感じになる。
Photo by Kohei Kawashima
ニューヨークのカフェでも、エスプレッソ・ミルクシェイクに加えて、コールド・ブリュー・ミルクシェイクを出す所が増えている(今回はOdd Fellowsより)。
04.
ニューオーリンズ・スタイル
コーヒーに炒ったチコリ(キク科の多年生野菜)を加えて、12時間寝かせたのがニューオリンズ・スタイル。もともとは、フランスの植民地だったためにコーヒー豆が不足して、苦味のあるチコリをローストしてかさ増ししていたのがはじまり。
でもチコリって…簡単に手に入るの?という感じなので、「代用できるの?」と聞いてみた。すると「苦めの何かで試してみたら?」だった。ジャスト・トライ、と。なんだろう、もしいい案があったら教えて欲しい。
自宅でできる、ニューオリンズ・スタイル・コールドブリュー
①400gの豆を粗く挽く。
②炒ったチコリー40gを加える。
③鍋へ。そこに、2Lちょっとの水(浄水器などでろ過したもの)を加える。ちなみに鍋は、ルクルーゼのストックポットが一番いい!
④12時間、水に浸してそっとしておく。室温。
⑤時間がきたら、目の細かい濾し器で、豆殻が入らないようにコーヒーだけ注ぎ出す。
⑥シロップを80g足す(足さなくてもOK)。よく混ぜて完成!あとは水で割ったり、お湯で割ったり。ミルクを足したり、アイスでコーヒーフロートにしたりして、自由に味わう。
夏はもっぱら麦茶な筆者だが、今年の夏はいろいろ試してみようと思う。
あ、そうだ。アーモンドを炒ったものを、一緒に鍋に入れるのもいいそうだ。バニラエッセンスを一滴垂らしてみるのもどうだろう。ベトナム・コーヒーっぽく、コンデンスミルクもアリだと思う。
自分的ベストなコールド・ブリュースタイル、夏の終わりまでには見つけたいですな。
「時代と社会の、決まり文句にとらわれない」ニューヨークに拠点を置く、サブカル&カウンターカルチャー専門のデジタルマガジン。世界各都市の個人・コミュニティが起こすユニークな取り組みやムーブメントをいち早く嗅ぎつけ配信中。世界のマイノリティたちの生き様を届けます。www.heapsmag.com