スパイシーな「オクラ」が、夏の朝にぴったりくる。

夏バテ食材としても優秀な「オクラ」ですが、カタカナで書くようにルーツはアフリカ東北部、ナイル川周辺だそう。アフリカではごく一般的な食材で、中部に位置する国チャドでは、オクラをピーナッツソースで煮たこんな料理(ダラバ)があります。もったりスパイシーで体にもいい。朝にぴったりのメニューです。

〈材料〉
オクラ:3本
ナス:1本
キャベツ:1/6個
水:200ml
しょう油:大さじ1/2
ピーナッツバター:大さじ2
タバスコ:小さじ1/4
塩こしょう:適量

〈つくり方〉

オクラとナスは7mm幅にカット、キャベツはひと口サイズに切ります。鍋に水としょう油を入れ、沸騰したらそこにオクラ、なす、キャベツを投入。水気がなくなるまで煮ていきましょう。最後にピーナッツバター、タバスコを加えてひと煮立ち。塩こしょうで味をととのえれば完成です。

オクラの栄養素をぬるっと吸収

オクラに豊富に含まれるβカロチンは熱に強く、油とともに食べると吸収効率UPが期待できると言われています。つまり、ピーナッツの油脂とともにさっと煮るこの料理は、オクラをいいとこ取りしたメニュー。βカロチンは、髪や視力、皮膚の健康維持に役立つそうで、一日のダメージから体を守ってくれる効果が期待されています。

また、煮ることでくたくたになった野菜は消化にもよく、体を温めて一日をスタートさせる朝食としても◎。ぜひ試してみては。

TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。