「絶景よりも体験」な旅人にオススメしたい目的地
どうせお金と時間をかけて旅に行くなら、風景写真を撮って終わりました、なんていうのはちょっと寂しい。時間が限られている中でも、何かを習得したいと思っている人は少なくないはず。
そこで、旅をもっと意義深いものにしたいあなたへ、「Elite Daily」の記事を紹介。ライターAlexandra Stricklerさんによると、「Visit.org」は、地域のコミュニティーに関われるツアーを提供しているとのこと。その中でも、彼女がこの夏オススメする6つの目的地がこちら。
01.
フランスで、藻からコスメを作る
ワークショップに参加
フランス・ブルターニュにある美しいビーチは過去数年で、有毒な藻の被害をうけました。沿岸部は、今も普及が必要な状態にあります。そんな地域を掃除して守るための活動に取り組んでいる非営利団体の「Vit’Algues」は、藻からナチュラルコスメを作る方法を学べる、ビューティーワークショップを開催しているんです。
「藻」なんて聞こえが良くないのはわかっていますが、あなたのセルフケアの質を高めてくれますよ。ワークショップの収益はすべて、沿岸整備に使われ、さらに同じように支援が必要な場所へ送られます。
02.
「移民の料理教室」で
NYの異文化をサポート
ニューヨークでは、あなたもまだ知らない料理のことを「The League of Kitchens」が教えてくれます。この団体を通して、自国の伝統料理を作ってくれる移民と出会うことができるのです。家に招待してくれて、美味しい料理を振る舞ってくれます。そして、そこでする会話はもっと楽しいはず。お互いに違う文化を学べて、もちろんお腹は満たされる。
料理教室で得たお金はすべて、さらなる異文化体験に向けて投資され、他にも料理を教えたいと願う移民をサポートするための費用にもなります。
03.
ギリシャでは自然と繋がれる
トレッキングに行こう
環境危機は世界的な問題です。そして特に、ギリシャのカラモス島やカストス島に大きな影響が出ています。近年このエリアのエコシステムは、企業が自然を破壊するため、とてつもない困難に直面しています。
カラモス島やカストス島があるイオニア諸島を探検するツアーでは、古い森や牧場を歩いてたり、目がくらむほど美しい海を見たりすることができます。ツアーは、2つの島の持続可能な発達を目指して行われるもので、生態系の多様性を蘇らせるためにサポートする意味でも行われているのです。
04.
メキシコ文化を知るなら
チョコレートツアーに参戦
まず、チョコレートツアーと聞いて、行きたくないという人はいないでしょう。
このツアーでは職人がつくるチョコを味わうことができます。実際に作ったり、サンプルを食べるんです。 メキシコのチアパス州の文化にある、チョコの重要性について学ぶことができます。
05.
モロッコの料理教室は
女性の自立のためのもの
モロッコでは、舌なめずりするほど美味しいデザートを作って食べると、現地の女性が経済的に自立するためのサポートにつなげられるのです。
「Association Feminine El Khir」は、女性に料理の作りかたや、カフェをオープンさせたい人たちのために、企業プロジェクトへの取り組み方を教えています。参加すると、海が一望できる屋上テラスで絶品料理を味わえますよ。
06.
エディンバラでは
変わったガイドが待っている
貧困を乗り越えたスコットランドの女性たちの話を聞きながら、街を散策するツアーに参加してみてください。「Invisible Edinburgh」は、実際のホームレスの人たちがガイドとして案内してくれるようコーディネートしてくれて、言うまでもなく普通とは違う目線で街を知ることができます。もちろん、団体の収益は、ホームレスのガイドさんのサポート資金となるのです。