お尻より「愛」をこめて。

「何してんねん…!」以外のコトバが見つからない(笑)。

もう、視線釘付けのお尻、から伸びる花1輪。趣味の悪いジョークにしか見えない。見えないけれど、実のところはそうじゃない。このお尻にある思いが込められていました。

ツッコミどころだらけ
お尻でHIV患者を救う?

これは、イギリスのNGO団体Positive EastがHIV患者の支援・サポートを行うためのチャリティーグッズとして販売しているもの。カタチこそ「何してんねん…!」て、ツッコミたくて仕方ありませんが、製作サイドは大マジ。ひとつずつ愛情込めて手づくりされているそうです。

ご丁寧に(笑)お尻はブラウン、ピンク、イエローの3色、しかも“毛深いお尻”まで用意されていて。ちなみに、素材はセラミック製。

それにしても、何だってお・し・り?

どうしてもインパクトを与えたかった理由こそ、Positive Eastの活動を少しでも多くの人に知ってもらうこと。その背景には、HIV患者への理解とサポートの呼びかけがあるわけです。

おちゃらけデザインにすることで、ポジティブな気持ちで患者にも、支援者にもPositive Eastと関わってもらいたい、そんな思いがこのお尻に。だからもちろん、フラワーベースの収益金もすべてHIV患者のサポートやHIVを予防するための活動資金へ充てられます。

限定100個の販売予定は、多くの賛同を受けて150個に生産数を増加。発送まで時間はかかりそうですが、Positive EastのWEBサイトから1つ40ポンド(約5,800円)でこのお尻、購入することが出来ます。

部屋を明るくしてくれるユニークなアイテムが、前向きに病と向き合っていくための象徴として、花を咲かせることでしょう。

Licensed material used with permission by The Arse Vase
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。