「落ちる〜っ!」と思わせる写真に隠されたトリック。
「危険な写真を撮って注目を集めたい」と、一部の人は思うのだろう。事実、高い所や足場が悪い場所で撮影した人たちのアブナイ写真を、ネットで何度も見たことがある。
そもそも恐怖症の私はマネなど絶対しないけれど、危険を顧みず、命を落としてしまったケースもあると耳にしてからは、写真を見てただ「凄い」と思うことは余計になくなった。
が、そんな私でも訪れて写真を撮ってみたいと思う絶壁スポットがある。
「落ちる〜っ!」
ここは、リオデジャネイロ郊外にある人気スポット。写真の中の人たちは皆、必死の形相で崖にしがみついている。彼らに対して「また命を投げ出すような事をして…」という思いが過ぎったとしても大丈夫。なぜならコレ、全部演技だから。
写真にはうつっていないが、この突端の約1メートル下には地面があるのだ。だから、ポーズを決めたら、後はカメラの角度を決めるのみ。つまり、彼らは心置きなく“おバカ”なことをして楽しんでいるだけ。
話題となった
「崖っぷち写真」
Luiz Fernando Candeiaさんと彼の婚約者もまた、崖からのぶら下がりにチャレンジした人たち。ただ、他の人と違う点は、彼らの写真はメディアに取り上げられて世界中に拡散したということ。理由は次の写真にある。
「こんな写真を撮っちゃった〜」と他の人が自慢げに投稿する中、Luizさんらは“舞台裏”を惜しげもなく公開。まさかこんなに野次馬がいる中で撮影をしているとは思わなくて、初めて見た時「えっ?」と口をついてしまった。
動画だと、人が集まっている様子がより伝わってくる。トリックを知ってからは「みんな演技がうまいな〜」なんて無駄に感心してしまう。ここなら、いつか行ってみたいな。