欧米の「ドラフトカクテルブーム」が、ついにアジアへ!
今年の1月末に、通常とは少し異なったカタチでカクテルを楽しめるバー「Draft Land」が、台北にオープンしました。
店内にはリキュールなどのボトルは一切なく、ただただビアサーバーのようなものが置いてあるだけ。
ここでは、ドラフトカクテルが楽しめるのです。
より早く、カンタンに、
カクテルが楽しめる。
数年前からチラホラと耳にするようになった「ドラフトカクテル」。事前に作られたアルコールを、サーバーを使ってグラスに注ぐという仕組みです。
「Draft Land」では、大きく分けて5種類のドラフトカクテルが味わえるそう。
オーナーAngus Zouさんは、提供するアルコールについても軽く説明しています。
01.Non-Alcholic
「The Bartender’s Guide」の中では、炭酸水や多様な炭酸飲料の作り方が紹介されています。オリジナルソーダを作ることが、古き良き時代に敬意を払うアクションだと信じています。
02.Cobbler
アルコールや砂糖、柑橘類をグラスに入れ、季節のベリーを飾って、ストローで飲むドリンク。名前の由来は、丸い石(Cobble)のような氷を使ったからと言われているのだとか。
03.Cocktail
僕たちのカクテルは、あらゆることを計算しています。気体圧力や溶解度、温度、時間、味の変化など。そうして初めて、誇れる1杯ができるのです。
04.Punch
17世紀の東インドにいたイギリス人たちのドリンクが起源。当時は、Arrackという地酒に、水と柑橘系のジュースを入れ、砂糖と香料で味付けをしていたようです。
05.Fizz
1870年代、Punchの簡易版として作られたもの。炭酸水から出た泡と「シュワー」という音から名前がつけられたのだとか。
「このような豆知識を知ることで、より多くの人にカクテルに興味を持ってもらいたい」と、オーナーAngus Zouさん。
サーバーがあるおかげで、より早く、カンタンにカクテルを提供できるのもウリだと言います。
ずっと飲んでみたかったけど、バーに行くのはハードルが高くて…なんて人には、ピッタリの場所かもしれませんね。
台湾にはおすすめスポットがたくさん。