ルワンダとひまわりの幸せな関係

人口の96.5%が「家に電気がない状態」のルワンダ、カモニー地区。

ここでは午後6時頃に日が落ちます。住民は農家が多く、日が落ちれば作業はできません。そのため子どもたちは学校から帰ってくると、まず農作業を手伝わねばなりません。

家にあるのは石油ランプのみ。夜になれば、かすかな光で勉強するしかないのです。

2018年2月、アーティストのOlafur Eliasson氏が立ち上げたLittle Sun Foundationによって初めて電気が来ることに。

子どもたちに手渡された小さな「フラワー型太陽光ライト」はコミュニティに大きな影響を与えました。

同団体はフラワー型太陽光ライトを5つの学校にのべ3500個を配布、使い方を習得してもらうため説明会も開きます。

先生には携帯用の太陽光充電器(100個)を配ることで、学習用オンラインツールが授業で使えるように。

毎晩、子どもたちが勉強を教えてくれる

このフラワー型太陽光ライトは、子どもたちの家族にもしっかり貢献。

5人の子を持つ、ある母親は言います。

以前、カーテンが燃えて家中が煙だらけになりました。今はそんな苦労はありません。子どもたちが学校から帰ってくるとライトを使い宿題をします。その後、私が使い、授業に行きます。毎晩子どもたちが勉強を教えてくれるんです。最終試験ではクラスで一番の成績を取りました!このライトのおかげです。

同団体の次のゴールは10校以上の子どもたちと先生に届けること。こちらから寄付もできます。

かわいらしいライトの見た目も彼らの生活と人生にポジティブな影響を与えているように感じますね。

Licensed material used with permission by Little Sun Foundation e.V
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。