パリの街を「水上タクシー」で駆け抜けられるように

リヨンの川やサントロペの海を駆け抜けた水上タクシー「SeaBubbles」。近く、パリにも導入予定らしい。フランス国内にとどまらず、スイスやUAEも興味を示しているようだ。

他の水上タクシーがあるにもかかわらず、なぜ「SeaBubbles」は人気を集めているのか。大きく分けてポイントは2つある。

01.
船酔いしない

「SeaBubbles」は時速12km以上になると、船体が浮く仕組みになっている。だから、波の影響を受けにくく、船酔いを防げるというメリットがある。

02.
二酸化炭素を排出しない

船着き場には水力、風力、太陽光発電の設備が整えられる。ここで生み出された電力は、船体のバッテリーにチャージされる。つまり、どこまで走っても二酸化炭素を排出しない。

ちなみに、目的地をセットすれば最寄りの船着き場を教えてくれ、所要時間も計算してくれるアプリもリリース予定だ。

近いうちに電車と同じくらいの所要時間で、エッフェル塔からノートルダム大聖堂まで、オルセー美術館を横目に見ながら移動できるようになるかもしれない。水上版Uberとまでは言えないかもしれないが、多くの人にとって便利な交通機関になるだろう。

Licensed material used with permission by SeaBubbles
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。