「テスラ」CEOのイーロンマスクが人工呼吸器を世界中に無償提供!
電気自動車メーカー「テスラ」のCEOイーロン・マスクが世界の病院へ向けて人工呼吸器を送料も含めて無償で配布することをTwitterで発表。対象は「テスラ」が事業を展開する国々で、唯一の条件は“人工呼吸器を今すぐ必要としている”ことだ。
世界中での新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、人工呼吸器の不足が叫ばれるなか、同社は3月下旬より操業休止状態であった工場を転用して人工呼吸器を製造していたらしい。
すでに米国の医療機関には数百台の人工呼吸器を寄付しており、さらに生産したものをほかの国々へ提供するのだという。
自動車業界のなかではほかにもGMやフォード、トヨタ、メルセデス・ベンツなど、じつに多くのメーカーが人工呼吸器やフェイスシールドといった医療機器を製造中。この大手自動車メーカーによるアクションは非常に強力といえる。
EV、そして自動運転と、日々進化しながら人々の暮らしを支えてきた自動車が次に支えるのは、人々の命だ。
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