色が変化する魔法のようなハーブティー「マロウブルー」って!?

透き通るような青、鮮やかな紫、可愛らしいピンクと、色が3色に変化する不思議なハーブティー「マロウブルー」

最近では通販サイトなどで手に入りやすくなったこともあり、専門店だけでなく、カフェやレストランでもよく見かけるようになりました。マロウブルーは見た目が美しいことはもちろん、健康茶として古くから親しまれてきたハーブティーなのです。

今回はそんなマロウブルーの魅力をあらためてご紹介!

  • マロウブルーとは?
  • なんで色が変わるの?
  • どんな味がするの?

そんな疑問にお答えします。残暑は涼やかなマロウブルーで乗り切りましょう!

マロウブルーとは?

マロウブルーとは、「青い花びらのハーブティー」のこと。別名「夜明けのハーブティー」、和名では「ウスベニアオイ」と呼ばれています。

また、販売メーカーによって、「ブルーマロウ」や「コモンマロウ」と呼ばれることも。

© sachi.hana.wanwan/Instagram

マロウブルーは色の変化を楽しむ

マロウブルーの最大の特徴は、酸とアルカリの濃度を変えることで色が変化すること。

その名に「ブルー」と入っている通り、花びらの上からお湯を注ぐと、透き通るような青色に。少し時間が経つと紫色に変わります。

また、レモン果汁などで酸を加えるとピンク色に、重曹などでアルカリ性にすると明るいブルーに変色。ハーブティに使う水の水質や温度によっても、色が異なるため、毎回違った色を楽しめるのもこのマロウブルーの魅力です。

このように、ロマンティクにピンクやブルーに変化する様から、フランスでは「夜明けのハーブ」という素敵な名前がついたのだとか。さすがはフランス、洒落てますね。

© 7gousits/Instagram

マロウブルーの効能

前述した通り、マロウブルーは健康茶としても愛飲されています。

マロウブルーには、粘膜を保護する作用があるといわれており、喉がイガイガして違和感のある時や、花粉症や風邪でのどの粘膜が弱っているときに重宝するそう。さらには、美肌効果も期待できるのだとか。

バタフライピーとの違いは?

マロウブルーもバタフライピーも、花びらから抽出されるブルーのハーブティ。ですが、お花の種類が異なり、マロウブルーはアオイ科、バタフライピーはマメ科の植物に該当します。

バタフライピーには、アンチエイジングの効果があるといわれており、美容に関心の高い方々に特に人気。

味については、どちらも無味・無臭に近いですが、マロウブルーの方がお花の酸味が強いと言われています。

 

 マロウブルーバタフライピー
分類アオイ科マメ科
ほぼなしほぼなし
香りほんのりお花の香り豆っぽい香り
期待できる効能喉の不調の改善アンチエイジング

 

まとめ

見て、飲んで楽しめるハーブティ「マロウブルー」。「マロウブルー」で検索すると通販サイトがたくさん出てきます。鮮やかなブルーのハーブティーは夏にもピッタリ。ぜひ試してみてくださいね。

Top image: © Pixiversal/Shutterstock.com
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。