美しくライトアップされた農園。じつは......【オランダ】

遊園地にいるような気分になる鮮やかなライトアップだが、じつはこれ、オランダを拠点にする「Studio Roosegaarde」最新アートワーク

その名も「GROW」は、農園でおこなわれた大規模なプロジェクトだ。

2万㎡の農園いっぱいに広がるネギを、赤と青のライトが交互に照らす幻想的な空間が広がる作品。しかし、ただライトアップされて美しいだけではなく、紫外線ライトを使用しているので、農作物の成長を促進し、最大50%の殺虫剤の使用を削減するという役割も担っている。

また、光の照射範囲を管理しているので、近くに行かないと光が見えないようになっており、付近で生活する人の迷惑にもならない。将来的には、一般の農園で使用されることを想定したものとなっているのだ。

オランダの「ヴァーニヘンゲン大学」「世界経済フォーラム(WEF)」も協力し、2年以上かけて完成した、この大規模プロジェクト。

農園を美しく照らすアートの側面と、持続性のある農業を目指す最新技術を搭載したサイエンスの側面がうまく融合した作品といえるだろう。

© Daan Roosegaarde
Top image: © Daan Roosegaarde
好奇心を満たそう!60秒以内で読める記事

関連する記事

KLMオランダ航空の本拠地、アムステルダム・スキポール空港。何よりまず向かうべきは『Heineken bar(ハイネケン バー)』です!
オランダ東部にあるトゥウェンテ大学。この大学の敷地内には、9階建ての建物の側面に30mものクライミングウォールがあります。グリップの数は2500個。オラン...
「Gates of Light(光のゲート)」は、オランダの「締切大堤防」にある60基の水門に、マイクロプリズムシートが取り付けられてできたインスタレーシ...
サーバーの排熱で家を暖めるサービスを提供するオランダ企業Nerdalize。これだけだとちょっと分かりにくいかもしれませんが、とってもメリットの大きいプロ...
BBQやキャンプで盛り上がるスイーツの定番と言えば、焼いたマシュマロをサンドした「スモア」が真っ先に思いつくけど、今年は「バウムクーヘン」で盛り上がろう!
オランダ・ティルブルフで1月にオープンした図書館「LocHall」の前身は、電車の駅です。使われなくなった場所からみんなの集まれる場所へとリノベーションさ...
自分は20歳若い!ということで、69歳のオランダ人男性Emile Ratelbandさんが「49歳」を正式な年齢と認めるようにと訴訟を起こしました。
Maarten Baasさんというアーティストが手がけていて、“時計の中にいる人”が短針と長針を書いたり消したりして、時刻を教えてくれるユニークなデザインです。
オランダのスニーカーブランド『Maecer Amsterdam』と『NASA』のコラボスニーカー。このアイテムの再販が決まったようです。
カナダとオランダは、両国間の空の移動でパスポートをペーパーレス化する取り組みを発表。年内に試験を行い、2020年をめどにペーペーレスフライトの実現を目指す。
「アディダス ジャパン株式会社」と「オールバーズ合同会社」が、コラボレーションによるランニングフットウェア「FUTURECRAFT.FOOTPRINT」を発表。
日本人にも人気のオランダの都市ユトレヒト。この街にある300を超えるバス停の屋根の上がいま、草や野生の花々で覆われている。
半世紀以上アムステルダムで愛され続けているファストフードチェーン「FEBO」のコロッケ(クロケット)。自販機がズラリと並ぶ店舗で販売されていて、購入は小銭...
PBM(プラントベースドミート)の未来型レストラン「The Vegetarian Butcher」の、世界初コンセプトストアにおいて、都市型農園「アーバン...
「KLMオランダ航空」が、デルフト工科大学と開発を進めている旅客機「Flying-V」。特に注目して欲しいのは翼の部分。ここに座席が設置される予定なんです。
一人ひとりがサステイナブルライフのあり方を模索するオランダ。今回取り上げるのは、すでに同国で3つのレストランをオープンしている企業「Instock」です。
野外排泄の問題で悩まされてきたオランダの首都・アムステルダムで、サステイナブルな公衆トイレが各所に設置された。
オランダを中心に展開するポップアップカジノ「The Black Box Bellagio」。無料で遊べるワケは、お金の代わりにあなたのプライバシーを使えるから。
前編ではお茶の工場を案内してくれた「健一自然農園」の伊川健一さん。次に案内してくれたのは健一自然農園が栽培・管理している茶畑でした。ここで伊川さんは、使わ...
このバスターミナルは屋根にソーラーパネルが設置されていて、ライトや電光掲示板、待合室の空調管理などに必要な電力を全て自家製でまかなえる。
今月6日、オランダのナイトクラブ「Doornroosje」が営業を再開。そのソーシャルディスタンシングのアイデアに注目が集まっている。
オランダのロッテルダムに世界初の水上牧場Floating Farm Rotterdamが登場予定。まだ建設中ですが、これ、完成したら凄いことになりそう……!
こんなホテルの説明をしたら怒られてしまうかもしれない。実のことを言えば、コンセプトは<未来都市>で、破廉恥さなんて意識していないのかもしれない。とは言って...
オランダで活躍するデザイナーMilou Bergsさんは、従来の自転車スタンドを「目ざわり」だと言います。そんな彼女が発明したのは、使っていないときは地中...
オランダを拠点に世界各地で開催されている大型EDMフェス「Daydream Festival」が2020年4月、日本初上陸!
デンマークの首都コペンハーゲンの市議会は、誰もが自由に取って食べることができる「公共の果樹」を市内に植えることを決定。自然と人間とのつながりが薄くなってい...
オランダ・ロッテルダムで建設が続いていた「水に浮く牧場」がついに完成。予定された通り3層で造られた建物になっている。牛舎やその手前ではすでに牛が飼われ、生...
朝、トーストしたパンにバターを塗ったら、その上に細かいチョコレートをたっぷり振りかけて。これ、オランダ人からすれば常識。チョコレートスプレーのようなカタチ...
昨年の夏、蔦屋書店がカネジュウ農園とタッグを組んで開発・発売したお茶、その名も『本を読むときのお茶』。試飲会に参加すると、そこにはカネジュウ農園のTEA ...
地球温暖化により水位が上がっていく海。何かをしなければ多くの場所が水没してしまうことになります。国民の生活を危険にさらしてしまう「水の恐怖」を知ってもらう...