英・ブライトン、建物に「蜂のためのブロック」の設置を義務づけ

イングランドのイースト・サセックス州ブライトン・アンド・ホーヴに属するブライトンが、5m以上の新築の建物に「蜂のためのブロック」を設置することを義務づける法律を制定した。

これは、蜂の個体数減少を受けての判断だ。

この法律では「Bee Bricks」という複数の穴が施されたブロックの使用が必須となる。蜂が穴に入って巣を作れるようにデザインされているため、設置されれば、生物多様性を保全できるというわけだ。

ただし、一部の人々からは「穴が清潔になっていないと、ダニを集めてしまい、病原菌を広めてしまうことになる」という意見も......。

新たに何かを始める際には反対意見はつきもの。

ブライトンには、こうした懸念点を解消しながら、革新的な取り組みを成功させてほしいものだ。