「バンズが腐らない」って本当?マクドナルドに隠された9の真実。
効率化されたファーストフードチェーンでは、消費者から使用されている食材が見えにくい。店舗で目にすることがあっても、それはすでに加工されたものである場合がほとんどだ。
そんな背景もあり、世界最大規模のファーストフードチェーンであるマクドナルドには、さまざまな噂や憶測が飛び交う。「マクドナルドのバンズは腐らないらしい」といった話を、耳目にしたことがある人もいるはずだ。
ここで紹介するのは、そんなマクドナルドの本当の姿。いずれもTABI LABOの質問に対して、日本マクドナルド社の公式な回答として発表するものとなる。
01.
ミミズ肉は使われていない
保存料、防腐剤も
使用していない
バカらしいと言えばバカらしいが、「ハンバーガーのパティにミミズ肉が使われている」という話は、都市伝説的に流布している。当然のことながら、これは単なる噂だ。マクドナルドでは、パティに100%牛肉を使用している。さらに詳しく言うなら、牛肉に関して保存料や防腐剤も使用していない。可能なかぎり0℃以下の状態で加工し、細菌の繁殖を防いでいる。
02.
フィレオフィッシュの魚は
ベーリング海産の
スケソウダラである
パテと同じく憶測で語られることが多いのがフィレオフィッシュの魚だが、こちらはスケソウダラを使用。海水の冷たい北の海に広く生息している魚だが、資源枯渇に配慮してアラスカ沖のベーリング海で漁獲されたものに限定もしている。
03.
「バンズが腐らない」は
まったくの嘘である
ネット上でも実験動画などがアップされている「腐らないマクドナルドのバンズ」。しかし、日本マクドナルド社は、まったくそんな事実はないと一笑に付する。同社内の品質検査室では、商品サンプルを保存して、どれぐらいの期間でカビが生えるかのチェックまでを行っている。
04.
ポテトの原材料である
じゃがいもは
すべてアメリカ産
マックフライポテト、ハッシュポテトの原材料であるじゃがいも。その産地も指定されており、すべてアメリカ産である。また、加工もアメリカ国内で行われている。
05.
遺伝子組み替え食品は
使用していない
バンズの原料となる小麦、じゃがいもともに、遺伝子組み替え食品を使用していない。
とくに小麦に関しては、アメリカ、カナダ、オーストラリアから日本政府が買い付けているもので、政府が遺伝子組み替え食品か否かのチェックも行っている。
06.
フライオイルは、
オリジナルでブレンドしている
フライオイル(揚げ油)は、ショートニング(牛脂を含む)とパームオイルをブレンドした、オリジナルのものを使用。もちろん、毎日ろ過をし、専用の試験紙で劣化チェックを実施している。
07.
スライスチーズは
日本とニュージーランドで
加工されている
チーズバーガーに使用されているスライスチーズ。これはハンバーガーに合う味を追求した、マクドナルドオリジナルのチーズとなる。原産国はニュージーランド、オーストラリア、アメリカ、日本。加工は日本とニュージーランドで行っている。
08.
鶏肉がタイ産なのには
しっかりとした理由がある
マクドナルドで使用されているチキンはすべてタイ産。同国は鶏肉加工品の輸出に国をあげて取り組んでおり、タイ・日本の両国で認可された工場で生産され、両国政府が検査したものを輸入している。
また、鶏の飼育に関しても、自主管理と外部監査による認証制度を設けている。飼育場から処理場における家畜の身体的・精神的な健康に配慮し、ストレスや苦痛を排除する考えのもので飼育された鶏のみを使用。
09.
チキンマックナゲットの工場は
動画で見ることができる
気になるチキンマックナゲットが作られる工程だが、マクドナルドは動画で工場の様子を公開している。
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