「一度で使い切れない・・・」余ったハーブは、こうして有効活用!
暮らしを楽しくするキッカケになる記事を書いています。「大切な人との暮らしをもっと楽しく」を理念に活動する食と暮らしの企画制作チーム。農水省の海外向け和食PRサイト Taste of Japanへのレシピ提供や、シンガポールで連載や地方自治体のイベントプロデュースや料理教室など、日本の素敵な暮らしを世界へ発信しています。
香りをつけたり、食材の臭みを消したり、飾ったりと、お料理には欠かせないハーブ類。でも、一度に使う量は少量だし、使用頻度は低いし、思い出したときには冷蔵庫の片隅でかぴかぴになっていた……。
そんな経験をしたことある人も少なくないのでは? ここでは、一度では使い切れなかったハーブを簡単かつお手軽に保存する方法をレクチャーします。覚えておいて、ソンはないですよ!
時短料理にも最適!
ハーブオイルのキューブ
まず、製氷皿を用意します。余ったハーブを適当な大きさに切って入れ、ひたひたにオリーブオイルを注いだら、冷凍庫で凍らせるだけ。
使うときは、凍ったまま肉・魚のグリルやパスタに使ったり、解凍してピザに塗ったりと用途はいろいろ。ハーブと一緒にニンニクを入れておけば、時短料理にも使えそうですね。
ちなみに、オイルはココナッツオイルでもOK。その場合、22度以下で固まるので冷凍庫でなくても、冷蔵庫保存が可能ですよ。
味も見た目も◎
ハーブバター
オイル同様、肉・魚のグリルにのせるほか、ディップにようにして食べたり、トーストに塗ったり、いろいろ使えるハーブバター。見た目もオシャレなので、パーティーにもぴったりです。
作り方もとっても簡単。室温に戻したバターにフレッシュハーブのみじん切りを混ぜ、再度固めるだけ。冷蔵保存の場合、3~4日を目安に、長くても1週間以内に食べきることも忘れずに。
すぐに使わないなら、約1カ月間保存できる冷凍がおすすめ。ラップやアルミホイルで巻いて棒状にしておくと、使いたい分だけ切って使えるので便利ですよ。
ハーブの基本の「き」
どれをどの料理に使えばいいの?
最初はレシピ通りに作ろうと揃えてみたけれど、その後余ったものをどんなお料理に使えばいいのか、悩んでしまう人もいるのでは。ラストはお料理ごとに相性のよいハーブたちをご紹介します。
■肉料理…セージ、タイム、オレガノ、パセリ、ローズマリー、ローレルなど
■魚料理…タイム、ディル、パセリ、フェンネル、レモンタイムなど
■卵料理…コリアンダー、チャービル、チャイブ、ディル、バジル、パセリなど
■野菜料理…タイム、チャイブ、ディル、バジル、パセリ、ローズマリーなど
オイルやバターと一緒に保存すれば、余ったハーブを救済できるうえに、お料理の効率UPも図れていいことづくめ。ハーブは鮮度が命なので、早めの保存を忘れずに!