【熱中症対策】体重ごとの「1日の水分摂取量」を公開。じつは、こんなに必要なんです

現在の自分の体重から「1日に必要な水分摂取量」を割り出す計算式を、健康情報サイト「Health & Love Page」より紹介します。意識して飲もうとすると、これが結構な量。けれど、人体の約6〜7割が水分でできています。熱中症予防はもちろん、日頃から水分補給は欠かせないしね。

体重に見合った
水分を摂取しよう

体重ごとの「1日の水分摂取量」

適切な水分量の特定には、あなたの体重が需要な役割を果たしています。論理的に考えて、体重が重いほど多くのエネルギーが必要なのと同様に、より多くの水分も摂取する必要があります。

あなたに必要な水分量を知るため、ガイドを参考にしてみましょう(この記事内はポンド計算が主軸にありますが、以下にポンドからキロへの換算式も紹介しています)。

1.まずは現在の体重(ポンド)を測定。

2.つぎに体重に2/3もしくは67%を掛け合わせ、1日に必要な水の量(オンス)を導きだします。体重135ポンド(約61kg)の場合、あなたには1日約90オンス(約2,662ml)の水が必要に。

1オンス=29.6ml
1キロ=2.2ポンド
0.67% × 2.2 × 29.6 = 43.6ml

オンス/kg、ポンド/ml換算をし、簡単な計算にしたもの。

たとえば、体重40kgの人は、体重に43.6をかけることで、1日に必要な水分摂取量(約1,744ml)が簡単に導き出せます。

計算の手間も省けるよう、以下の画像で体重別水分摂取量をチェックしてみて。

体重ごとの「1日の水分摂取量」

※表中のペットボトルは500mlの本数で表したもの。

水分補給3つのコツ

01.習慣をつける

朝おきがけと就寝前、コップ1杯(200ml)の水を飲む習慣をつけましょう。これだけでも400mlが消費できます。

02.ペットボトルは小より大を

ミネラルウォーターを利用する場合は、500ml入りサイズをこまめに開けるよりも、手元に2000ml入りくらいの大きなものを用意しましょう。ボトルに目盛りを入れて、それを参考にしながら飲むのもオススメです。

03.水に風味をつける

キュウリやレモン、ベリーなど、野菜やフルーツを水に加えてデトックスウォーターとして飲むのも◎。砂糖や添加物なしでヘルシーに飲めるばかりか、水溶性の栄養素もたっぷり摂れますよ。

正しい水分補給で
過食も予防

ところで、水の摂取量を増やすことで食べ過ぎを防ぐことが証明されています。

よく、空腹でもないのに体が何かを欲して、水分と食べ物のどちらが必要なのかわからなくなる時がありますが、大抵の場合、食べ物に手が行ってしまったり、必要以上に食べてしまうもの。

けれど、食事の前に意識して水分を摂るだけで、過食の問題を防ぐことができるのです。

また、水分補給により失神、めまい、動悸、けいれん、頭痛、低血圧、便秘、乾燥肌など、脱水に関連した症状から私たちを守るだけでなく、あらゆる臓器に影響を与えていることは、専門家たちが認めるところ。

まだまだ暑い日が続きます。体がもっとも必要としている水分を正しく飲んで、熱中症も予防し、健康を自分からつくっていきませんか。

Licensed material used with permission by Health & Love Page
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