パリに「クルージングジム」が登場?きっと、景色に見とれてワークアウトどころじゃない。

エクササイズはエクササイズでも、真っ暗な中でボクシングをしたり、エアロバイクを漕いだりする「暗闇エクササイズ」なるものが人気の昨今。その理由のひとつには、周囲の視線を気にする必要がなく、集中力が高まるという要素が挙げられるはずです。

ここで紹介するジムは、ハッキリ言ってその対極にあるもの。こんな魅力的な景色を前にしたら、もうワークアウトどころじゃない?

世界遺産に
見とれてはいけない。

パリ・セーヌ川に浮かぶのは、イタリアのデザインスタジオ「Carlo Ratti Associati」がコンセプトを発表した「The Paris Navigating Gym」。 実現されれば、もはや世界一のロケーションを誇るジムと言って差し支えないのでは?

「ワークアウトどころじゃない」、とは言ったものの、実はそうもいかないんです。だってこのジムは、エアロバイクを漕ぐことで生み出されるエネルギーを動力として、水上を進んでいくのですから。ノートルダム大聖堂やエッフェル塔など、いろいろな名所を眺めたければ、とにかく運動しなければならないというわけ。

全長は20メートルで、キャパシティーは最大45人だそう。従来のクルージングなら、貸切状態大歓迎ですが、この場合だとパワーが足りずに逆に迷惑かも(笑)。

現時点での実現時期は不明ですが、日本人からすると、なんとも贅沢なジムだなあと羨ましく思ってしまいますね。

Licensed material used with permission by Carlo Ratti Associati
The Paris Navigating Gym
A project by Carlo Ratti Associati (team: Carlo Ratti, Emma Greer, Andrea Galli, Andrea Giordano, Gary di Silvio)
Co-design: Terreform ONE
Fitness strategy: Technogym
Mainland fitness concept: Optraker
Business strategy: URBEM
Urban strategy: UR Lab
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。