「優しい人」は、この4つの固定概念を無意識にうけいれている。

行動にうつせるかどうかは別として、「優しい人になりたい」と思うことは、至って自然なことだろう。でも、ただの“いい人”で終わってしまわないかと、少なからず抵抗を感じる人もいるかもしれない。

優しい人になりたいはずなのに、なぜそのようなネガティブな感情が湧き出てくるのか…。「The School of Life」によると、これにはある4つの文化的背景が関係しているのだそう。

01.
キリスト教
「優しい人」≠「成功者」

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キリスト教は何世紀にもわたり、私たちに、許し、優しさ、共感などの重要性を伝えてきました。しかし、残念ながら「優しさ」を良しとするだけにはとどまりませんでした。

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「優しい人」であることと「成功者」であることは、イコールではありません。キリスト教では、聖者とされる人たちが必ず成功者であったかといえば、そうではありませんでした。

ゆえに、“失敗”が天国へいける“権利”になっているようにうつり、優しさと成功は相反するものとして解釈された部分があるということなのです。

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「優しさ」と「成功」が相反するという考えは、野心をもって夢に向かう人には大きなシコリとなってしまいました。敗者を救おうとするあまり、優しさが失敗の原因であるという感情をつくってしまったのでしょう。

02.
ロマン主義
「優しい人はつまらない…」

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私たちは、過去200年のあいだ、ロマン主義に大きな影響をうけてきました。ロマン主義を掲げる人たちにとって、「優秀な人」とはエキサイティングで、クリエイティブで、自意識が高く、時には無礼になる言動すら魅力に変えてしまうような性質がある人たちでした。

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そして、この英雄のような人物と正反対のところに立たされてしまったのが、優しくて退屈で、物静かな人。ここでもまた、「優しさ」は弱者や恋に破れる人として表現されてきたのです。

03.
資本主義
「優しい人は出世しない」

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資本主義によって、世界は激しい“競争の場”に…。企業などは、時に、無慈悲な決断をせまられます。不本意で冷たい雰囲気のなか、市場のシェアを獲得するために、戦いつづけることをよぎなくされるのです。

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資本主義社会で成功するために必要なことは、ある意味、人への共感力をおさえて労働力をつかうこと。

労働者の賃金を圧迫することに抵抗を感じたり、他人を騙すことなどできないと考える優しい人は、破産し、出世できないまま、一生を終えてしまうかもしれないのです。

04.
エロティシズム
「優しい人は色気がない」

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人の魅力のひとつとして、セクシーであるというのは大切なこと。しかし、同時に、セクシーな人は横暴で自信過剰な人だと考える人も多くいます。

優しい人と、公園でピクニックをするよりも、横暴な人と手錠と鞭を使ったプレーを楽しむことこそがエロだと感じてしまうのです。

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しかし、セクシーさを感じることは、決してそのような過激な生活からうまれるわけではありません。性的なスリルは、互いの信頼関係がなりたっているうえでしか楽しむことができないのだから。

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私たちはまず、前提として、誰かに優しくあるべきです。人の気持ちがわかるからこそ強くなることができるのです。そうすることで、誰かを愛し、相手を楽しませることができます。

また、「愛情」や「絆」があるからこそ、厳しい社会に立ち向かうことができ、その先に自分が望むことを達成することができるでしょう。

私たちは、生まれてすぐ母親の優しさにふれ、たくさんの人の愛情につつまれて成長してきました。長いスパンで人生を考えたとき、一番大切なもの、それこそが「優しさ」なのではないでしょうか。

Licensed material used with permission by The School of Life
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