料理が楽しくなるスパイス入りの「黄色い本」

突然ですが、スパイスからカレーを作ったことがありますか?さすがにそれは…って人、多いんじゃないでしょうか。

私もその一人。まず知識もなければ、何をどう入れていいものやら。いちいち買い揃えるのも手間に思えて、結局は市販のルーが定番の自分にとって、スパイスを駆使して作るカレーなんてハードルが高すぎる。

ところが、“ある本”との出会いにより、私はいとも簡単にスパイスカレーデビューを果たしたのです。

この一冊があれば
スパイスからカレーが作れる!

すべての始まりは『CURRY BOOK(カレーブック)』との出会い。

見た目こそ本のように表紙と背表紙で構成されていますが、開けばそこにあるのはページではありません。調合されたスパイスがAとBに分かれ、カレーフレークとともに入っています。これだけ。

「誰でも気軽に作れます」

こんな心強い文言とともに背表紙にはレシピが。どのタイミングで、どのスパイスを入れたらいいのかが、イラスト付きでわかりやすく書いてありました。

なんでも、30年以上前から販売しているんだとか。料理好きのあいだでは珍しくないそうですが、こんなに気軽にスパイスからカレーが作れる商品が、私の生まれる前からあったなんて、驚きです。

ジャガイモ、にんじん、玉ねぎ、いつもの要領で材料を用意し、レシピのままに作ってみました。油でスパイスを炒めてからお肉や野菜を入れる。あとで知ったことですが、こうすることでスパイスの香りがたち、具材に移っていくそうです。市販のルーではこうはいきません。

程よく煮えたところで調合されたスパイス投入。最後にお塩で好みの味に整えます。タイミングが書いてあるから、迷わずに楽しんで作ることができました。

「この感動を共有したい」
という気持ちに

ちょっと味見〜!と思って、口に入れてみた瞬間、舌にスパイスの味がじんわりしみてきて、思わず「おおっ!」と、声に出してしまいました。一人なのに。

出来上がって座ってじっくり食べていると優しい香りと味が口の中いっぱいに広がり、ため息がでるほど、心が満たされていきました。

さらに食べ進めていくと、「このカレー、友達を家に呼んで一緒に食べたいなぁ」という気持ちが生まれたんです。自分で作った料理を、美味しいから誰かに食べさせたいと思ったのは、初めての経験でした。

 

その日、「週末にスパイスから作ったカレー食べにこない?」と友人に連絡したのは、いうまでもありません。

さて、このカレーブックですが、調べてみれば大手スーパーやデパ地下なんかでも販売されているみたい。もちろんWebからも。

スパイスカレーのハードルをぐっと引き下げてくれた「カレーブック」のことがもっと知りたくて、後日、販売元(アナン株式会社)へ突撃取材を敢行。カレーとは無縁の地と思えた鎌倉・極楽寺。そこには、想像もしていなかったスパイス体験が待っていました。

Photo by Mami Higuchi
Licensed material used with permission by Internet of Spice
SNSを駆使して日本人の口に合うスパイスカレーを紹介している「Internet of Spice」。
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