迷ったらコレ。「ロングライフ」な目線で選ぶアウトドアな「フットウェア」

アクティビティの数だけ種類のあるアウトドア用のフットウェア。多種多様なアイテムのなかから一足をピックアップするにも、何か軸になる観点が必要です。そこで今回は、長く付き合えることに重点を置いた「ロングライフなフットウェア」にフォーカスしてお届けします。

世界ではじめてゴアテックスの
ライナーを搭載した名作ブーツ

© 2018 TABI LABO

ファッションシーンにおいても、もはや定番のアイテムとして知られるブランド「ダナー」。

そのルーツは、1932年に創業者のチャールズ・ダナーが当時4ドルという安価なワークブーツを5人の労働者たちとともに作りはじめたことからスタートしました。

80年以上もの歴史のなかで生み出されてきた数々のモデルのなかでも、現在ではブランドの代名詞として知られているのが、この「ダナーライト」。

1979年に世界ではじめてゴアテックスのライナーを搭載した「ダナーライト」は、その快適な履き心地で、発売からすぐにアウトドアファンを虜にしました。

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製品は、今もなおポートランドの工場でハンドメイドのステッチダウン製法によって作られており、ゴアテックスブーティーによる防水・透湿性能も健在。

ソールにはビブラムクレッターリフトによる、摩耗に対する強さと高いグリップ性を誇り、ミッドソールの衝撃吸収性と相まって、歩行中の足元に最高の安定性をもたらしてくれます。

ソールの交換にも対応しているので、登山などで酷使しても長く付き合うことができるはずです。

履き込むほどに愛着が湧く
イタリアンメイドの一足

© 2018 TABI LABO

長く付き合うフットウェアの条件のひとつに「風合いの変化」が挙げられます。徐々に自分の足に馴染み、表面に“いい味”が出た頃には、自分だけの一足として深い愛着が湧いてくるもの。

そうした楽しみをもたらしてくれるのが、「メレル」のマウンテンブーツ「ウィルダネス」です。

過去には画期的なデザインのクライミングシューズやスリッポンの名作「ジャングルモック」で一世を風靡した定番のブランドですが、今回ピックアップしたのは、イタリア国内の工場で熟練の職人が手作りで仕上げる、メレルの原点ともいえるマウンテンブーツ。

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アッパーには水に強い厚さ約3mmの撥水フルグレインレザーを使用し、履き心地に安定感をもたらすとされるノルウェージャンウェルト製法で製造。

上質なレザーによる重厚なフォルムは、メンテナンスの時間すらも至福のひとときに変えてくれます。

また、ソールには「メレル」で使用するなかでも、もっとも硬いビブラムソールを採用。重い荷物を持って移動するバックパッキングにおいても、抜群の安定性とグリップ力を確保してくれます。

もちろん、ソールの交換にも対応。ガシガシ履き込んで、自分だけの一足に仕上げてみてください。

ロングライフなサンダルなら
秋冬でも活躍間違いなし!

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サマーシーズンだけが出番と思われがちなサンダルですが、秋冬でも厚手の靴下と組み合わせて取り入れたり、キャンプ場への往復で履くリラックスシューズにしてみたりと、なにかと活躍する機会の多いアイテム。

その多くは履きつぶしたらお役御免となりがちですが、「チャコ」のサンダルには、ソールの交換が可能なモデルが多数ラインナップされており、意外にも長く付き合うことができるのです。

今回紹介する「ZクラウドX ジャパンリミテッド」(写真右)と「Z/1 クラシック」(写真左)も、そんな「チャコ」を代表する人気モデル。

「チャコ」のアイテムはすべて「FIT(フィット性)」「COMFORT(快適性)」「SUPPORT(サポート性)」「PERFORMANCE(性能)」の4つのコンセプトをもとにデザイン・開発がなされており、他社にはない機能が随所に盛り込まれています。

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そうした機能性や履き心地の良さもさることながら、特筆すべきはサスティナビリティ(持続可能性)を念頭に置いた物作りに注力している点。

製品の寿命を少しでも長く伸ばそうと、耐久性に優れた原材料の積極的な採用やソール&ウェビングの交換ができるようデザインを考慮するなど、長く付き合うためのフットウェア開発をおこなっているのです。

どこか日本の“もったいない精神”にも通ずるロングライフなサンダル。選択肢に加えてみてはいかがでしょうか。

Top image: © 2018 TABI LABO
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。