冬の北海道に圧倒される「メムアースホテル」の一泊

景色がきれいで、ごはんがおいしく、温泉が気持ちいい。どんな観光スポットやホテルにも共通する要素かもしれませんが、北海道の日常はそれだけでも贅沢です。

ただ見上げるだけで特別な、大きくて丸く、星の輝きが強い夜空。部屋やバスルームの窓から眺める、朝焼け、日中の雪原、夕焼け、と移り変わる風景。肌がピリっとするほど冷たい、明け方の空気を思い切り吸い込んだ瞬間の清々しさ。

その魅力をめいっぱい楽しめる場所が、昨年11月にオープンしたメムアースホテルです。

建築家・隈研吾氏がアイヌの伝統民家チセをモチーフにして設計した実験住宅「メーム」に泊まれるだけでなく、十勝地方の暮らしを厳選して紹介しているため、豊穣な北の大地での生活を十二分に味わえます。

どんな場所に宿泊できるのか、そこでどんな体験ができるのか、ご紹介。

外気温マイナス10℃以下でも暖かい
テントのような住宅「メーム」

実験住宅「メーム」に入ってすぐに感じるのは、暖かさ。アイヌの伝統民家チセに使われていた、寒い地域特有の民家構造を生かした壁と屋根は、光を透過する白い膜材の二重構造です。空気の層をつくっているため断熱性能も高く、室内の温度は隅々まで快適。

メムアースホテルは、LIXIL住生活財団が管理している環境技術研究機構「メムメドウズ」の敷地内にあります。そこは、国内外の学生が設計した貴重な実験住宅群の中に入って見学できることから、建築の聖地と言われる場所。

「メーム」もそれらの実験住宅同様に、次世代のサステイナブルな住まいや生活様式の可能性を探ったもの。ここに泊まることは、観光のための宿泊を超え、未来の生活を想像しながら、この地域の豊かな暮らしを知るという体験にほかなりません。

このホテルらしさは、アメニティにも見て取れます。部屋に置いてあるコーヒーのドリップパックは、小売をしないことで有名な札幌の珈琲専門店「杉屋珈琲」のメムアースホテルオリジナルのブレンド。朝の草原をイメージして作った珈琲は、深い味わいの中にも爽やかな酸味を感じられます。

© 2019 TABI LABO

開放的なバスルームには、北海道で採れたカレンデュラのシャンプーや、馬毛の歯ブラシ、ペパーミントフレーバーのブレスパレットなどなど。どれもカラダにやさしい観点で選ばれています。

© 2019 TABI LABO

備え付けのルームウェアはやわらかくサラリとした着心地。アンドワンダーによるホテルのオリジナルです。気に入ったら購入することもできます。ルームシューズは、ノルディスクのダウンシューズ。この履き心地だけで気持ちがリラックス。外が氷点下であることを忘れるほどヌクヌクしています。

© 2019 TABI LABO

部屋の外にあるテラスで明け方の空気を思いっきり吸い込んだり、敷地内にある露天風呂で満天の星空を眺めたりすることも気軽にできます。大自然を思う存分、快適に満喫できる場所なんです。

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