一気に「佐世保バーガー」の食べ比べができる、意外な激戦区

ご当地バーガーのパイオニア的存在、佐世保バーガー。

なんとなく、大きめのベーコンエッグバーガーの総称なのかな、と思いきやじつはそのレシピに決まりはないそうです。大事なのは、注文が入ってから手作りで提供すること。だからこそ一つひとつに個性が溢れていて、食べ比べをしないともったいないんです。

あまり知られてないことですが、長崎の「ハウステンボス」のなかには、2007年から始まったという「佐世保バーガー認定店」が5軒もあり、ファンならずとも巡りたくなる、佐世保バーガーの激戦区。

これ、盲点であり保存版です。

01.
甘めの「デミ味噌」が決め手
ビッケンビッケンの正統派チーズバーガー

長崎空港からの船が着くエリア、ハーバータウンにある「ビッケン・ビッケン」。ここで食べておきたい佐世保バーガーが、ビッケンスペシャルチーズバーガー。

ポイントは、味噌の風味を加えたデミグラスソース「デミ味噌ソース」。チーズはゴーダとモッツァレラをあわせたもので、マヨネーズも甘さを加えたオリジナルのものを使用するというこだわり。食べ応えのあるパティに、チーズとマヨネーズソースのパンチが効いていて、大きさは控えめだけど味わいはガッツリしています。

長崎和牛メンチカツバーガーなど、この土地ならではにこだわった他のラインアップも手頃な価格で食べられるのでぜひ。

02.
フィッシュバーガーの究極!?
フワフワ濃厚な「とらふぐ」がうまい

そもそも「佐世保バーガー」にフィッシュバーガーという選択肢があることに驚きですが、これがまたおいしいんです。最初に紹介した「ビッケンビッケン」同様、ハーバータウンにある「シーフードワーフ ダム」は、その店名の通り海鮮バーガーが売り。

なかでも人気なのが「プレミアムとらふぐバーガー」。九州産の高級魚「とらふぐ」を揚げた絶品フィッシュバーガーです。お肉が苦手な人はもちろん、食べ比べのプランに組み込むならこの変化球がちょうどいいアクセントに。海外のお客さんからも「Puffferfish Hamburger」として人気だそうです。

自家製のタルタルソースは甘めの醤油ソースとの相性も良く、なかなかクセになります。いい塩梅で濃厚なふぐのフライの風味を引き立たせてくれますよ!

03.
スタンダード的「佐世保バーガー」
“しっとりベーコン” がいい!

こちらは、ハウステンボスの中心地アムステルダムシティにある「ダム」のキングダムハンバーガー。想像していた “佐世保バーガー” に一番近いイメージかもしれませんね。横からの “断層” を見ただけでも、野菜からパテまで具だくさんなのが分かります。

ベロンっとはみ出た大きめのベーコンは、しっとりした浅めの焼き加減。べコーン=カリカリが正解だと思い込んでいた人は、まずここで嬉しいサプライズに出会えます。しっとりベーコンがむしろトマトのうま味を引き立ててくれるんです。ちなみに、焼き加減はリクエストできるので、どうしてもカリカリにしたい人でもご安心を。

このキングダムバーガーはお肉やベーコンもおいしいけど、トマトや玉ねぎなどフレッシュな野菜がしっかり味わえるのもうれしいポイントです。

04.
具材が多いのに、圧倒的バランスの良さ
食感まで楽しい「佐世保バーガー」

パティ、ベーコン、チーズ、トマト、卵サラダ、グリーンリーフ、たまねぎ、特製マヨネーズ……。

とにかく豊富な具材で攻める「エバーカフェ」の佐世保バーガー。通常の佐世保バーガーは目玉焼きを載せるところが多いですが、こちらは店主のこだわりで「自家製の卵サラダ」を採用。これがまた、ソース的な役割も果たしていて絶品なんです。

かぶりついた時にバンズと具材が分断されることなく、一気にガブッといけて、口のなかに絶妙なハーモニーが広がります(これホント)。

バンズはふっくらしていて、お肉やベーコンとの相性も最高。いわゆる佐世保バーガーらしい佐世保バーガーです。

05.
ハウステンボスのシェフが独立
肉のうまさ際立つ「本格バーガー」

今回紹介している5店舗中、唯一の屋台スタンド店でありながら、その味はトップクラスの本格派。意識して探さないと見すごしてしまうような場所にあるので、バーガーファンなら必ず抑えたいところ。

味わいが本格的なのは、その成り立ちを聞いてなるほど納得。元々ハウステンボスのレストランでシェフをしていた方が独立して、園内にハンバーガーメインのスタンドを開業したという、異色のパターン。

そんな「シェフショップフジイ」で食べた佐世保バーガーは、小ぶりでシンプルながら、とにかくお肉の味わいが深いんです。とはいえ重いわけではなく、ちょっといいハンバーガーを食べてる! という気持ちにさせてくれます。

テーマパークでの移動中に「ちょっと小腹を満たしたい」くらいの感覚で食べたら、想像以上においしいハンバーガーだった。そんな体験をしたいなら、ここ。

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Top image: © 2019 inagaki masanori
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