ブラジルのおいしいお酒を飲むなら「Bar TRENCH」へ――ブラジルのお酒と料理 特集

©2019 TABI LABO

ここは、カクテルを飲む習慣がない人にこそ行って欲しいお店。恵比寿の名店「Bar TRENCH」です。

まだまだポピュラーではないブラジルのお酒カシャッサをおいしく飲みたいなら、このお店に行っておけば間違いなし。もちろん他のお酒もおいしいです。

このお店のメニューには、ジントニックやモヒート、マンハッタンといった、よくあるカクテルは載っていません。その代わりに、珍しい名前がズラリと並んでいます。

いつものメニューを注文するのではなく
もっと色々なカクテルを楽しんで欲しい

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例えば今なら、HOSHIKO DE IPANEMA(ホシコ デ イパネマ)というお酒が飲めます。日本の梅リキュール・星子と、サトウキビの甘い香りが特徴的なブラジル原産の蒸留酒カシャッサを合わせたカクテルです。

グラスは、グラニュー糖やクローブ、シナモンを飾り付けたスノースタイル。フルーティーで、甘く、スパイシー。価格は一杯1512円(税込)。この価格がいかにお得かは、メニュー考案者や、使われているお酒のことを知るとよく理解できます。

お店のメニューを考案しているのは、ヘッド・バーテンダーのロジェリオさん。ブラジル出身で、国内外のバー文化に詳しく、薬用酒やビターズなど、世界中の珍しいお酒を積極的に紹介しているパイオニアとして知られています。

彼がこのお店でカクテルベースとして使うお酒の多くは、手頃な価格帯のバーでは使われることのないもの。豊富な知識と経験によって選びぬかれた日本未入荷の貴重なリキュールもあります。数百冊あるというカクテルの文献を参考にしながら、季節が変わるごとに新たなメニューを提供しています。

そんな本格的なカクテルを、格式の高さと開放的な雰囲気をバランスよく両立したお店で気軽に楽しめるのが魅力です。ここでカクテルを飲めば、きっとバーが好きになるはず。どんなお店か、ロジェリオさんにお話を聞きました。

TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。