ANA「果物だらけ」の機内食。深夜出発便で断然オススメ!
機内食をもっと楽しみたい!
旅先へと向かう高揚感を引き上げるのに、いかに空の上の食事を満喫するかも重要なファクター。では? 有名シェフとのコラボにご当地メニューなど、百花繚乱の機内食ですが、あえて推すのは航空会社ごとに用意された特別機内食。
たとえばこんな使い方。機内食をデザート感覚で楽しむ。
メインも副菜もデザートも
すべてフルーツの特別食
深夜時間帯に日本を出発する際、すでに地上で晩ごはんを済ませていることの方が多いですよね。ちょっと小腹を満たしてあとはぐっすり眠りたい。こういうケースでがっつり系の料理が出てきても、結果的に手をつけられず残してしまったり。
ならばここはもう決め打って、機内食はデザートと位置付けるが正解。
そんなケースでこその特別機内食がこの「フルーツプラッターミール」です。見ての通り、すべてが果物。本来はフルーツ中心の生活を送るフルータリアンのための特別食。ですがもちろんオーダー可能です。ひと眠りした後で、コーヒーと一緒にライトな朝ごはんなんてチョイスでもいいかも。
機内食にも進むグローバル対応
ここ数年、増加する訪日外国人旅行客の多様なニーズに合わせるように、空の上の食事もグローバル対応やヘルシー志向が進んでいます。ここでは、ANAの特別機内食の中より、宗教的な理由からお肉を食べない人に配慮したメニューを紹介します。
普段あまり口にする機会の少ないハラール食をはじめ、厳しい戒律のうえに作られた料理に触れてみてはいかがでしょう?
たとえば牛肉を食べない「ヒンズー教徒用ミール」(写真上)は、スパイスが効いたカレーが中心。
写真は一例ですが、ジャスミンライスを真ん中にトマトのチキンカレー、レンズ豆のカレーのハーフ&ハーフ。もちろん、調理の際にアルコールを使わないところも、きちんと宗教上の約束事に準じています。カレーに目がない人はぜひ。
さらに、非日常空間だからこその食体験もできる!
宗教対応の食事はまだまだ他にも。ハラール認証を受けた「イスラム教徒用 / モスレムミール 」(写真上)や、動物性の食材に加え根菜も使用しない「ジャイナ教徒用ベジタリアンミール」(写真下)など、普段あまり口にしない異郷の料理にチャレンジするのもいいかも。
ちなみに「ユダヤ教徒用ミール」(写真下)は、ユダヤの掟によって調理され、祈りを捧げられた食事で、その証明となるシールを切らずに提供されています。中身は……機内でのおたのしみ!
※特別食はどれも事前申し込みが必須。利用便が日本発の利用便は出発の24時間前まで、海外発の場合は48時間前までのオーダーを忘れずに。
※写真はすべてイメージです。