ビーフよりチキンより食べたい。スイスエアの「ベジミール」
機内食をもっと楽しみたい!
旅先へと向かう高揚感を引き上げるのに、いかに空の上の食事を満喫するかも重要なファクター。では? 有名シェフとのコラボにご当地メニューなど、百花繚乱の機内食ですが、あえて推すのは航空会社ごとに用意された特別機内食。
スイス インターナショナル エアラインズ(以下SWISS)では、お肉やお魚以上に魅力的なこんなメニューも。
創業121年、老舗店監修
野菜づくし膳
スイスを出発する長距離路線(日本路線を含む)でオーダーするべきは、ビーフやチキンでもフィッシュでもなく、ベジタリアンミールです!
写真は上からエコノミー、ビジネスのそれですが、SWISSでは全クラスで通常メニューとしてベジタリアンミールがオーダー可能。それも、ただのベジメニューじゃありません。
チューリッヒにある欧州最古のベジタリアン・レストランと称される「Hiltl(ヒルトル)」が考案し、SWISSとコラボしたスペシャルな機内食。野菜、卵、乳製品だけとは到底思えない創業121年目の老舗のベジメニューを空の上でいただけるわけだから、普段はお肉党の人でも十分に試す価値はある。
もちろん、他の航空会社と同じく健康上、宗教上、また小さい子どものための特別食も豊富に用意されていますよ。
日本人シェフ&機内食
コラボの先駆けはアノ人
近年、機内食の充実ぶりは目を見張るものがあります。おいしい機内食を楽しみにアップグレードすることだって珍しくありません。各社趣向を凝らしたフードメニューが登場する背景には、世界から高い評価を得るトップシェフやミシュラン星のレストランとの積極的なコラボがあります。
ちなみに日本を出発する便において、このコラボの先駆けとなったのが「オテル・ドゥ・ミクニ」のオーナーシェフ三國清三氏。SWISSの前身、スイス航空時代から足掛け18年、成田発スイス行きのビジネス・ファーストクラスの機内食を担当してきました(残念ながら現在は終了)。
こうしたトップシェフとのコラボメニューも空の上の楽しみですね。
※特別食はどれも事前申し込みが必須。利用便出発の24時間前までのオーダーを忘れずに。
※写真はイメージです。