なぜ、保存容器に「琺瑯(ほうろう)」が選ばれているのか?
シンプルで飽きのこないデザインが魅力の琺瑯(ほうろう)。料理家のみならずスタイリストからも愛好され、セレクトショップの棚を飾るこの調理器具の本当の魅力を知っていますか?Instagramには、保存容器でありながら火にかけたり、お皿代わりに盛り付けたりしている写真が。この多機能さは意外でした!
“金属の強度とガラスの光沢”
手放せなくなる調理道具
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そもそも琺瑯とは、金属にガラス質の釉薬(ゆうやく)をかけて高温で焼いたもの。金属の強度とガラスの光沢感を併せ持つ材質です。この、ガラス質によるコーティングが重要なポイント。
では、この保存容器を普段の生活に上手に取り入れている人々のInstagram写真とともに、琺瑯が選ばれる理由を見ていきましょう。
汚れにくく臭わず
風味が長持ちする保存容器
風味が長持ちする保存容器
![](https://d3jks39y9qw246.cloudfront.net/medium/15918/b75a07262880cb0ff4e9b2df91b5da7c45de6c2a.png)
なぜ、みんなが保存容器として琺瑯を使うのか?琺瑯の利点をざっと挙げればこんな感じです。
①汚れがつきにくい
②非吸着性がありにおいがつきにくい
③食材や料理の風味や質が変わりにくい
食品を保存すれば日持ちし、プラスチック容器のように臭いが付着することもありません。また、どんなに脂っこい料理を入れていても、洗い上がりはヌルヌル感がないのも魅力。さらには、もの自体が繰り返し長く使えることも。
シャキシャキ葉物野菜の
新鮮さをキープ
新鮮さをキープ
![](https://d3jks39y9qw246.cloudfront.net/medium/15919/950df4ff44db409951a9dc77811726c7564d1ef8.png)
週末に料理を作りおきして常備菜としているrico08plusさん。愛用の野田琺瑯の「ホワイトシリーズ」を大小上手に使い分けて料理を保存しています。生野菜もそのまま容器に入れて保存。じつはここにもポイントが。
琺瑯は熱伝導率が高く冷却性が高いため、冷蔵庫内で野菜を保存するにはピッタリ。「葉物野菜がシャキシャキのまま保存できる」、とユーザーから声が上がるのは、こうした理由からかも。
お弁当箱としても◎!
![](https://d3jks39y9qw246.cloudfront.net/medium/15922/c7f300698038a50cdde5deffdf24d2354f7553cf.png)
琺瑯の利点はそのままお弁当容器としても使えるところ。okinawa_loveさんは、旦那さんのお弁当箱として愛用中。美しいシンプルなラウンド型の容器は、料理もはえるしとっても実用的なんだそう。もちろん洗うのもラクラク。
![](https://d3jks39y9qw246.cloudfront.net/medium/15923/a693ddd2c4564dde65a3648f3c40e5f7c7a1761a.png)
ちなみに、maki5096さんはレクタングル深型の琺瑯をお弁当箱に。
オーブンや直火もOK!
![](https://d3jks39y9qw246.cloudfront.net/medium/16605/98c71204caad36ad82a3f6c4cb330d8e10e97d68.png)
さらに、もうひとつ。この琺瑯調理器具の優れている点は、このまま直火にかけられること。バット型の琺瑯をこのままオーブンに入れてグリル料理をつくったrrstyle05たさん。このままテーブルに出せばお皿としても十分料理の魅力が引き立ちます。
たとえば、余ったおかずを琺瑯の容器に入れて冷蔵庫で保存し、翌日はそのまま火をかけ、容器の中のものを温めることも。
プロからも愛される野田琺瑯「ホワイトシリーズ」
![](https://d3jks39y9qw246.cloudfront.net/medium/16621/2e350ae37209c68b8e6131061161aad40cb703ff.png)
さて、ここまでInstagramの画像とともに紹介してきた容器は、すべて野田琺瑯株式会社のもの。昭和9年創業の同社は、それまでの花柄やビビッドな配色が主流だったなか、色も絵柄も加えない真っ白なデザインのものを製造してきました。
なかでも人気商品の「ホワイトシリーズ」は、まるで純白のお皿のように、どんな料理を入れてもOK。容器が主張しすぎることのない、生活に溶け込むシンプルで飽きのこないデザインで、どんなスタイルにもマッチするところが魅力です。
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openmindskさんご愛用の、天然木のサクラを木蓋に用いたバターケース。この木蓋の上でそのままバターをカットできるのも◎。
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最後にご紹介するのはkumakichi3939さんご愛用のアムケトル。どこか懐かしい佇まいのこれらのシリーズでは、カラー展開も豊富。
あくまで料理が主役。控えめながらもその使い勝手の良さに人気が集まってます。Instagramには、デイリーユースに琺瑯を取り入れた人たちがたくさんいるようですよ。