「ゲイの両親」を持つ家族のしあわせを集めました。

愛の形は様々。同性愛者を特別視する時代はもう終わったと言っていい。

私にもゲイやレズビアンの友人がいる。特に仲がいいレズビアンの子は、付き合っている彼女と将来どんな家庭を持とうかと今から話し合い、楽しみにしているらしい。

そんな人たちが身近にいるからこそ、気になっていたことがある。それは、同性愛の両親を持つ家族ってどんな感じなんだろうということ。

ゲイカップルの背中を
やさしく押す写真集

「ゲイの両親」

お父さんが2人の4人家族。ハッピーなオーラがみんなの笑顔から滲み出ていて、なんだか幸せそう。

続けて他の写真も!

こちらは1歳の双子がいる家族。2人のお父さんのうち1人は「ダディー」、もう1人は「パパ」と呼ばれているそう。

これらの写真はすべて、「Gays With Kids」というWEBサイトに掲載されているもので、個人的なストーリーとともに紹介されている。

例えば次の家族。

MichaelさんとMatthewさんは12年前に、オハイオ州のバーで出会い2015年に結婚。最初は子どもを持つつもりがなかったというが、ある日旅先で出会った子連れのゲイカップルが2人の考えに影響を与えたよう。

彼らがそのような家族を実際に見かけたのは、その時が初めて。偶然にも旅行中に何度も会い、互いに良い友人になったとか。その後、2人で真剣に話し合いをした結果、子どもが欲しいという結論にたどりついたそう。

どうして家族写真を
集めているの?

Gays With Kidsが写真を掲載している理由は、子どもを持とうかどうか迷っているゲイの人たちを勇気づけたいという目的からだという。同じような境遇にいる人を見たり経験談を読むことで、父親になることについて考えて欲しいみたい。

子どもをつくることは、男女のカップルでさえ大変なこと。であれば、彼らが乗り越えなければいけない山はもっと大きいはず。でも、その先にはこんな幸せが待っている。写真を見るとそう語りかけられている気分になる。

21世紀だからこその愛のかたちを育む彼ら。幸せそうな家族の姿を見て、私は素直に羨ましく思ったのだった。

Licensed material used with permission by Gays With Kids, (Instagram), Colin Tuohy
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。