イギリス大手スーパーマーケット「ASDA」が肉と魚コーナー廃止を発表
イギリスのスーパーマーケットで肉や魚が買えなくなるかもしれない。
先日、英国内2番手の大手スーパーマーケット「ASDA」が、精肉と鮮魚コーナーを全400店舗で廃止すると発表。昨年には、イギリス最大手の「Tesco」も同様に、ユーザーニーズと効率化の面から肉やデリの対面販売コーナーをなくすとアナウンスしている。
「ASDA」の既存の生鮮コーナーについては、「Food for Now」と名づけられた新たな食空間へと様変わりする予定。フードコートをはじめ、「Sushi Daily」や「Subway」とパートナーシップを組み、寿司やパイといったすぐに食べられる惣菜も多数ラインナップ。ヴィーガンメニューも豊富に取り揃えられるようだ。
寿司や多国籍料理の人気は高く、そういった消費者の要望を反映させ実現した「Food for Now」。この試みは、既に13店舗で実施されており、2020年末までには150店に拡大する予定。
この流れ、すべては「ユーザーが望んだ結果」ということなのだろうか。
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