【衝撃のコラボ】乳業メーカーと醸造のプロが開発した「ヨーグルトにかけるお醤油」
ドライフルーツやグラノーラなどトッピングは充実しているものの、ヨーグルトにかけるものといえば、せいぜいフルーツソースかはちみつくらい。よもや、「醤油」というアイデアはないでしょう。でも…
ヨーグルトにかけるのは
「醤油」という時代到来!?
かけるんです、醤油を。
この醤油、本当にヨーグルトを美味しく食べるために開発された商品なのです。衝撃の組み合わせに思えるでしょう。だけど意外や意外、これが合うんです!それもそのはず、もとはといえばヨーグルトと醤油、どちらも同じ発酵食品。言うなれば、「クリームチーズの味噌漬け」が美味なのと同じ感覚と思えばどうでしょう。ほら、結構イケるかも?
乳業メーカーと醸造会社が共同開発
「ヨーグルトにかけるお醤油」は、岩手県のふたつの企業がタッグを組んで共同開発されたもの。きっかけは、牛乳・乳製品の製造販売メーカー「湯田牛乳公社」が製造する生クリームたっぷりでコクのある生乳タイプのヨーグルトに合うソースを開発し、ヨーグルトの消費拡大を狙ってのこと。
企画開発に携わった同社の常務取締役・溝渕郁夫氏によれば、職員のなかにめんつゆをかけてヨーグルトを食すスタッフがいたことや、同じ発酵食品の掛け合わせという観点から、ソース開発に醤油を活かそうというアイデアが生まれたんだそうです。
「地元のいい醤油でつくりたい」と溝渕さん。隣り町の花巻市で100年以上前から地元岩手の田舎味噌や醤油をつくり続けてきた「佐々長醸造」にアプローチ。県産大豆と小麦からつくった自慢の醤油をベースにソース開発が始まりました。
ヨーグルトの旨味を引き立たせる醤油の割合。試行錯誤の試食を繰り返し、こちらも地元産の白ワインと、りんご果汁を合わせることでついに黄金比を発見。ヨーグルトに合う醤油ベースの斬新なソースができあがりました。
醤油に砂糖、白ワイン、水あめ、酢、りんご果汁などをブレンド。醤油の塩味からカドが取れ、りんごと水あめの甘みが加わり、思いのほかフルーティーなソースといったところ。ヨーグルト独特の発酵臭がまろやかに変化。甘じょっぱい風味は、どこかみたらし団子のたれの味わいに近いかもしれません。
醤油に続く第2弾は
「ヨーグルトにかけるお味噌」
醤油に続く「ヨーグルトにかける」シリーズ第二弾は、なんと、“お味噌”。こちらはりんごとハチミツをベースにしたソースに佐々長醸造ご自慢の味噌をブレンドしたもの。
なんでも、ヨーグルトがまるで○○のような味わいに変化するんだとか。おっと、味の説明はこのくらいに。あとは自分で試してみてはいかがでしょう。