ストレスに強い体をつくる!効果的なリラックス方法まとめ

新型コロナウイルス流行の影響もあり、人々のライフスタイルに大きな変化が訪れている近年。

自粛やリモートワークなど慣れない環境の変化にストレスを抱えてしまいがちですよね。

今回はそんな方に向けてその場でできる簡単なものから習慣にしたくなるようなものまでさまざまなリラックス方法をまとめてみました。

 

その場ですぐにできるリラックス方法3選

©iStock.com/Oleg Breslavtsev

仕事や家事において、定期的なリフレッシュや息抜きの時間は生産性を上げたり、疲れを溜めないために重要なこと。

ここでは、すぐにその場で実践できるリラックス方法をご紹介します。

01. 好きな香りをかぐ

香りというのは自律神経やホルモンバランスを整え、気持ちを落ち着かせたりリラックスさせる作用を持っています。

明るい気分になりたい時はオレンジやレモンといった柑橘系、落ち着きたい時はラベンダー、リフレッシュしたい時はミントなど、なりたい気分に合わせて香りを選んでみてください。

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02. ツボを押す

ツボは、東洋医学で「経絡(けいらく)」という体内のエネルギーが通るルート上にあり、押して流れをスムーズにすることで体のバランスを整え、病気や不調の改善につながると言われています。

ツボは特に手足に集中しているためデスクワークの方でもちょっとしたときなどに試しやすいのではないでしょうか。

おすすめは「合谷(ごうこく)」という手の人差し指と親指の骨が交わるところのくぼみにあるツボ。くぼみを親指で押し、小指の方向に押し回すことで目や肩、腰などの痛みに効果があると言われる万能なツボです。

他にもたくさんのツボがあるため、調べて実践してみてはいかがでしょうか。

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03. あたたかい飲み物を飲む

肌寒い季節は体や頭の血の巡りが悪くなってしまいがち。そんなときは、あたたかい飲み物を飲んで芯から冷えを解消するのが効果的です。

疲労回復が期待できるクエン酸を多く含むレモンやゆずの紅茶、血行をよくするポリフェノールが豊富なココアなどはお家で簡単につくれて手軽にリラックスできるのでおすすめです。

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習慣にしたい!リラックス方法3選

ストレスや疲労とうまく付き合っていくために日頃から不調がないかメンテナンスする習慣をつけておくことは欠かせません。

ここからは毎日の生活に取り入れて試したくなるようなリラックス方法をご紹介します。

01. サウナに入る

近年注目を集めているサウナは、健康増進だけでなく血圧を抑えたりするなど不安や緊張を取り除くのにも効果が期待できるといわれています。

深くリラックスしたい方や、ストレスを感じやすい方はルーティンにしてもいいかもしれませんね。

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02. 瞑想

瞑想は、一般的にリラックス効果や集中力アップにつながると言われています。その他、うつ病や不眠などの心の不調、高血圧や過敏性腸症候群などの体の不調の改善に効果があることが研究により明らかになりつつあります。

瞑想は1回1時間程度じっくり行うものから、スキマ時間の5分程度でできるものまであります。忙しくて習慣化が難しいという方は、就寝前やお昼休憩など生活のルーティンに組み込んでみてはいかがでしょうか。

瞑想のやり方がわからないという方はアプリを使ってみるのもおすすめです。

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03. 食習慣を見直す

仕事や学校で忙しいとついつい食事を抜いてしまったり、手軽な食べ物で済ませてしまったりと食習慣が乱れているという人は、リラックスしづらい身体になってしまっているかもしれません。健康を維持してストレスに強い身体になるためには、身近な食事から見直してみることが大切です。「お腹を満たす」だけでなく、「栄養が摂れる」食事を意識したいものです。とはいうものの、いきなりガラッと食生活を変えるのは難しいもの。

まずは栄養バランスに優れた「完全食」を取り入れてみてはいかがでしょうか?

やってはいけない!NG行動3選

リラックスとひとくちに言ってもそのやり方は実にさまざまです。中にはやると逆効果なものや別のリスクを生み出す可能性があるものも混ざっています。

ここでは、やってはいけないNG行動をピックアップしてご紹介します。

01. 暴飲暴食

やけ食いややけ酒など暴飲暴食は簡単にできるストレス解消法ですが、過剰な摂取は過食症・拒食症、アルコール依存症などの病気を引き起こすリスクを生み出してしまいます。深刻化する前に別のリラックス方法を見つけて、癖になってしまわないように気をつけていきましょう。

02. 浅い呼吸

緊張している時や焦っている時はついつい浅く速い呼吸になりがち。自分が浅い呼吸をしていることに気がついたら、姿勢を正し、腹式呼吸(腹部を空気で満たし、風船のように膨らませる呼吸法)を意識的に実践してみてください。腹式呼吸は、全身をリラックスさせて副交感神経系を活性化させる効果的な方法の1つ。呼吸の回数は1分間に15回程度が目安です。

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03. 電子機器の使いすぎ

仕事や授業が終わるとスマホを取り出してついつい楽しいSNSやゲームでリラックスしてしまいがちですよね。ですが、その状態の体は休みを欲しがっていて、スマホなどの電子機器をいじることは実は逆効果とされているのです。気持ちよく後の時間を過ごすためにも、たまには電源をオフにしてデジタルデトックスしてみるのもおすすめです。

まとめ

新しいことをはじめたり大変な仕事に取り組んでいると、知らず知らずのうちにたまってしまうストレスや疲労。

上手に付き合っていくためには、正しく効果が出る自分なりの息抜きやリラックス方法をつくっておくのがいいのではないでしょうか。

ぜひご紹介した方法を実践して実生活に役立てていただければ幸いです。

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