今月、あのスキットルが真っ白に化粧した意味
LGBTQプライド月間(Pride Month)に合わせて、これまでNikeやAdidasがレインボーカラーのスニーカーを発表するなど、アパレルブランドをはじめ多くの企業が、象徴となるレインボーを製品に取り込むことで、サポートを表明してきました。
そういった意味でカラフルなSkittkesは、この時期のセールスに格好の大義名分があるはず。ところが、彼らの行動はというと…。
色を失ったSkittlesで、
LGBTQをサポート
パッケージも中身も、漂白したみたいに真っ白。でもこれ、味はもちろんそのまま。見分けこそつきませんが、レモン、ライム、オレンジ、グレープ…と、おなじみのフレーバーを楽しめるそう。
パッケージの裏、陳列用のポップにはこんな文言が。
「プライド月間では多くの人がレインボーに囚われ過ぎているんじゃないでしょうか。私たちは虹色を消し去ることでLGBTQの方々をサポートします」
重要なのはその中身
内面は人それぞれ
外見で判断するのではなく中身こそが重要。同じような見た目をしていても、内面は人それぞれ。トレードマークの虹色をあえて消し去ることで、企業としてのスタンスを明確に伝えているのではないでしょうか。
この企業戦略に、LGBTQの人たちや、活動を支援する多くの人たちを中心に、大きな反響を呼んでいるようですよ。
LGBTQプライド月間とは…
歴史は意外に深く1969年まで遡ります。同性間の性交渉を禁じる法律(ソドミー法)に違反していると、警察がゲイバー「ストーンウォール・イン」に踏み込み、そこにいた客たちが抵抗した事件が6月28日に起こったのが由来。2016年にオバマ元大統領が、「6月はLGBTQプライド月間」だと宣言しました。
Reference:sianyjenks
Licensed material used with permission by Nici Matthies