疲れたときに試したい12のこと。頑張りすぎのサインも紹介
「疲れた」。
思わずこう口にしてしまうときってありますよね。
仕事や育児、人間関係、勉強……理由はなんだっていいんです。
人間疲れるのは当たり前。
この記事では、疲れてしまったあなたに試してみてほしい12のことをご提案。心が疲れてしまうのをできるだけ防ぐために、日常に取り入れたい習慣もご紹介します。
この記事を通して、心をすっと軽くするお手伝いができるとうれしいです。
当てはまるなら頑張りすぎ。
疲れている11のサイン
疲れは知らない間にたまってしまうもの。
自分ではまだ大丈夫と思っていても、予想以上に疲れていることだってあるんです。疲れたという自覚があるなら尚のこと。頑張りすぎているときにありがちな日常の中の「疲れのサイン」が出ているかもしれません。
以下でチェックしてみてください。
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当てはまるものはありましたか?
ここに挙げているものはあくまで一例。もし当てはまるものがなかったとしても「疲れた」と感じている時点で疲れています。
自分の疲れ具合をなんとなーく把握できたら、今度は、回復のことを考えていきましょう。
疲れたときに試したい12のこと
疲れた心を回復させるためには、何をしたらよいのでしょうか?
以下では、疲れたときに試してみてほしい12のことを提案しています。
疲れを感じたら“コレ”をするという風に決めておくと、次の日まで疲れを持ち越さずにすむかもしれません。
それでは見ていきましょう。
01. ぐっすり眠る
「疲れたらとりあえず眠りたい」という人も多いのではないでしょうか。
仕事で頭を使ったり悩みごとが頭から離れず考え続けてしまったりして疲れたときは、脳を休めることが必要です。脳は眠っているときに休息して回復します。ぐっすり眠って睡眠の質を高めることが、疲れからの回復への近道です。
枕は合っていますか?
寝る前にコーヒーを飲んでいませんか?
お気に入りのアロマを焚くのもいいかもしれません。
ぐっすり眠るための睡眠環境を整えて、疲れた心をリセットしましょう。
02. おいしいごはんを食べる
疲れているときって、ついつい食事がおろそかになってしまいがち。
「時間がないからゼリー飲料でいいや」「めんどくさいからカップラーメンにしよう」という風に。
けれど、QOL(生活の質)を高める食事という表現があるように、食べることと心身の健康は深く繋がっています。厚生労働省の「e-ヘルスネット」では、QOLと食事という項目で、五感を刺激する食事についての紹介があるほどです。
とはいえ、あまり難しく考えてしまうとハードルが上がってしまいます。広義で“おいしく”食べられればそれでよし!おいしいごはんで幸福度をあげて、疲れを吹き飛ばしましょう。
03. 姿勢と呼吸を整える
緊張状態が続くとぐったり疲れてしまいますよね。
緊張しているときというのは、体が強張ってしまいがち。また、ストレスを感じているときは、知らず知らずのうちに呼吸が浅くなっていることも。
例えば、大事な会議やここぞという見せ場の直前に深呼吸をすることってありませんか?深く考えずに、とりあえず深呼吸をしていることもあるかもしれませんが、深呼吸は緊張を和らげ、脳がリラックスするのを助けています。
「疲れた」と感じたときは、呼吸を深くすることやそのための正しい姿勢を意識してみてください。
姿勢と呼吸については、以下の記事に詳細が載っています。
04. マッサージをする
疲れたらマッサージに行きたくなる人も多いのではないでしょうか。
マッサージは体の疲労や肩こりに効くイメージですが、様々なツボが刺激され、心の平穏を取り戻せることも。
マッサージに行ったり、人からマッサージをしてもらってリラックスするのもいいですが、自分で手軽に試せるツボ押しもおすすめです。以下記事で、心を落ち着かせる効果があるツボが紹介されています。
05. 体を動かす
疲れているときに、激しい運動はちょっと……という感じですが、適度に体を動かしてスッキリ感を得るのはおすすめです。
ウォーキングやジョギング、なんなら少し外に出て日光を浴びるだけでも構いません。気軽にできるものからぜひ取り入れてみてくださいね。
直前で紹介したツボの記事では、運動と“幸せホルモン”の関係性についても触れられています。詳しく知りたい人はぜひどうぞ。
06. いい匂いを嗅ぐ
心身をリラックスさせるアロマテラピーという療法があるように、香りに頼って疲れを癒すのもいいかもしれません。心地よい香り、お気に入りの匂いを嗅ぐという単純な方法なので、気軽に試すことができます。
アロマ、お香、入浴剤、あるいはコーヒーなど、好きな匂いで空間を満たして、健やかな心を取り戻してくださいね。
ひとつの例として、自分好みにカスタマイズできる自家製入浴剤のつくり方を置いておきますね。
07. ひとりの時間をつくる
疲れてしまったときは、大抵、脳がキャパオーバーしています。処理する情報が多すぎたり、心理的に耐えられない何かがあったり……。そんなときは自分だけの空間でひとりになってゆっくり過ごしましょう。
ぼーっとするもよし、趣味に没頭するもよし。
ときには自分と対話してみるのもいいですね。
ゆっくりとした時間を過ごすことで、心の疲れが回復するのを待ちましょう。
08. 癒し画像(動画)を見る
疲れてしまって何も考えたくないときは、癒し画像や動画を見るのも手。
動物のおもしろ動画、赤ちゃんの寝顔写真、何でもいいです。「おもしろい」「かわいい」という気持ちで心を100パーセント満たすことで、少しラクになることも。
プレッシャーや悩みごとが頭から離れずに疲れてしまっているときは、意図的に気持ちをそらすことが大切です。
09. お気に入りの音楽を聴く
これは言うまでもなくという感じですが、好きな音楽を聴くと癒されたりリラックスできたりしますよね。
疲れているからといって、ヒーリングミュージックじゃなくたっていいんです。自分が好きで、心地よいと思える音楽を思うがままに聴きましょう。
とくに好きなものがない、何を聴くか考える気力もないという人は、こちらを試してみてください。
10. 絶景を見る
非日常を味わったりきれいな景色を見たりすると、疲れを忘れられるかもしれません。
本当は旅に出たいところだけど、時間もお金もかけられない。けど、今すぐ心の疲れを癒したい……なんてときは、手っ取り早く絶景を眺めませんか。
例えばこんな方法で。
心が洗われる気がしませんか?
ほかにも、Instagramや雑誌を眺めるだけでもリフレッシュできると思います。
11. 好きな人と過ごす
心が疲れてしまってひとりでいると息が詰まりそうなときは、好きな人と過ごしましょう。
一緒に楽しいことをするのもいいし、悩みや愚痴を聞いてもらってスッキリするのもいいですね。心から笑ったり、たまには弱音を吐いたりして、心を軽くしてくださいね。
ただ、ここで相手を間違うと余計疲れてしまいます。気の置けない友人や恋人、もしくはペット、好きであることが条件です。
12. “お気に入り”をまわりに置く
疲れたなと思ったときは、自分の居場所を整えるだけでも気分が変わるかもしれません。「居場所を整える」というとちょっと大げさかもしれませんが、例えば、お気に入りのものを目に入るところに置くだけでもいいんです。
思い出の写真やキレイなドライフラワー、ちょっとシュールな郷土玩具、観葉植物……。気持ちがほっこりするようなグッズを配置して、自分だけの癒し空間をつくってみてくださいね。
疲れる前に取り入れたい、
自分をいたわる習慣4つ
ここまで、疲れから回復するための提案をしてきましたが、本音をいえば、疲れ知らずが一番です。疲れを感じることなく、毎日を生き生きと過ごせるのが理想ですよね。
ここでは、疲れ知らずに近づくための自分をいたわる習慣を紹介します。
取り入れられるものがあれば、ぜひ試してみてくださいね。
01. 考え方のクセを見直す
どっと疲れた日、振り返ると、自分の考え方のクセや極端なマイルールを発動していませんか?
やたらと深読みしてしまったり、物事を悲観的に捉えてしまったり、ほかにも、〇〇すべきと自分を必要以上に縛ったり。
この考え方のクセが、疲れの原因かもしれません。
「考え方のクセ」と聞いて心当たりがある人は、クセを発動しそうになったら一歩踏みとどまってみてください。
思考をコントロールできるようになると、必要以上の疲れやストレスを抱えずにすむかもしれません。以下記事をぜひチェックしてみてください。
02. ぼーっとする時間をつくる
脳は、情報に触れ続けている限り、稼働しています。
脳にとっての一番の休息は睡眠ですが、眠ってはいけない場面も多々あると思います。そんなときに有効なのが、何も考えずにぼーっとすること。
ぼーっとするって意外と難しいですが、脳を休めるんだという気持ちで、意識して何も考えない時間をつくってみてください。小休憩を挟むことでリフレッシュでき、仕事や勉強がかえって捗るなんてこともあるかもしれません。
もっと詳しく知りたい人は以下記事をどうぞ。
03. ストレッチを取り入れる
体が不調だと、気持ち的にも弱ってしまいます。
適度に体を動かすことは、リフレッシュになるし肩こりや腰痛対策にもなるし、いいことづくし!日頃からストレッチを取り入れて、疲れにくい体質づくりをしておくのは賢いかもしれません。
やりすぎると逆に疲れたり続かなかったりするので、自分のできそうな範囲で続けてくださいね。動くのが嫌いな人は、以下の記事を読むと「ストレッチ、ちょっとがんばってみようかな」という気になると思います。
04. 漢方を飲む
「疲れてきているな」「なんとなく調子があがらないな」というときは、日常に漢方を取り入れてみるといいかもしれません。
特定の症状を改善するために漢方を飲むという方法がある一方で、日頃から心身を整えるという目的で漢方を習慣にする考え方も。漢方薬局はもちろん、もっと気軽に漢方を試せるサービス(以下参照)もあるので、気になる人はぜひチェックしてみてください。
まとめ|お疲れさまです。
お疲れの中、目を通していただきありがとうございました。
この記事では、疲れたときに試したい12のことと、疲れる前に取り入れたい4つの習慣を紹介しましたが、疲れた心を癒すためには気の向くままに過ごすのが一番です。ぜひご自身に合った心の回復方法を見つけてくださいね。
この記事を読んでくださったあなたが、明日からまた健やかに過ごせることを願っています。