動きを思い描くだけで、操作できるロボット。
ミネソタ大学は、頭に被せたキャップから脳波を読み取り、ロボットアームを操作できる技術を開発しました。考えたとおりに動き、モノを掴んで移動できます。
脳へのインプラントが要らず、
キャップを被るだけで操作が可能。
「世界で初めて、脳内にインプラントをせずに、考えただけでロボットアームを操作、複雑な環境でモノを掴み、移動させることができるようになりました」。
と、研究者のコメントが。テストでは、80%以上の人がアームを動かし、70%以上の人がモノを掴んで棚に移動させることに成功。キャップを着用するだけでいい上に、麻痺のある患者のサポートや義肢の操作に応用できるだろうと考えられています。
音声入力が登場したときのように、“思い描く”だけで操れる機器が今後増えるかも?
Top Photo by University of Minnesota
Licensed material used with permission by University of Minnesota