「灰色の絵」の描きかたを教えたかった画家

90年代前半に放送されていたNHKのテレビ番組『ボブの絵画教室』で人気を博した、アフロとヒゲのもじゃもじゃ画家、ボブ・ロスの話を紹介します。

30分番組で初心者向けに描き方のコツを紹介していたアーティストで、乾きが遅い油絵を短時間で完成させてしまう、とても高い技術の持ち主として知られていました。

今でも彼の動画は大人気ですが、そのなかでも特別じんわりと心が温まる回があります。色をたくさん使わずに、あえて「灰色の絵」を描いた時のことでした。

「絵は誰にでも描ける」

 

最近、ショッピングモールで絵を描く機会があってね。ある男性にこう声をかけられたんだ。

 

「ボブ、僕は今までに絵を描いたことがないんだ。なんでかっていうと僕は色覚異常だからさ、全部灰色に見えるんだ」

 

って。

 

だから、今日は灰色を使って絵を描いてみたいと思う。絵は誰にでも描ける。あなたにそれを見せてあげたい。

 

完成したのは、白と黒のグラデーションだけで描かれた見事な雪景色。

 

素敵だろう?こんなに簡単に山が描けてしまうんだ。君にもできる。秘密なんてどこにもない。必要なのは、心の中に夢を持っておくことだけだ。

 


 

特集「見返したくなる話」では、やりたいことに対してどう向き合うかに関する、こんな話も紹介しています。

ぼくの人生を変えたタクシードライバーの話

 

Licensed material used with permission by Bob Ross official website, Janson Media
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