面接会場は標高2,400m。「Columbia」が最高にタフなヤツを募集。
仕事の面接に赴いた応募者たちが告げられたのは、合格でも不合格でもなく、次の面接会場。「今から、あの山へ登ってください」。これは、Columbia(コロンビア)のディレクター職「ディレクター・オブ・タフネス」の応募要項だ。
「夢の仕事」に求められる条件って?
コロンビアがここまで「究極の面接」をおこなう理由は、その職種にある。
彼らが求めたのは、2名の商品テスターであり、ワールドトラベラーであり、氷河を上れる登山家であり、ブランドアンバサダー、ソーシャルメディアの専門家、ネイチャーフォトグラファー、洞窟探検家である、というすべての条件を満たす人。
面接に訪れた人に示された、面接地。2,400mの氷河を含む頂までたどり着くには…。
えっ、マジかよの表情。
困難を乗り越えて、求職者は上る。
2,400m地点でも、面接官はこの余裕の表情。
9ヶ月で約400万円のオファー
期間は9ヵ月で、39,000ドルが用意されているそう。「9頁におよぶ、ジョブスクリプト」を読むと、いかに要求されるレベルが「高いか」がわかる。
・スキー、スノーボードのスキル
・英語の読み書きと会話
・プロレベルのバランス、ナビゲーション能力
・山岳用のスナック、時には野性のベリーで食いつなぐ能力
・ホテルのルームサービスよりも、星空の下で寝ることが好き
など…。
これらは、アメリカとカナダ、イギリスで展開。残念ながら、こちらすでに募集は終了しているとのこと。くぅー、チャレンジしてみたかった!という人はそうそういないと思うけど…。
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