ハーバードから卒業スピーチを頼まれたザッカーバーグがビル・ゲイツに相談。「俺たち中退組じゃん?」

ハーバード大学が今年の卒業スピーチに指名したのは、Facebookのマーク・ザッカーバーグ。ちょっと心配そうな彼がアドバイスを求めた相手は、ちょうど今から10年前にスピーチをした、マイクロソフトのビル・ゲイツ。

そんな彼らのやりとりが微笑ましい、1本の動画を紹介しましょう。

スマホをチェックするマーク・ザッカーバーグ、

「わぁ!今年のハーバードの卒業式でスピーチしてって頼まれちゃったよ」

それに反応するビル・ゲイツ、

「いいじゃないか」

「そういえば、10年前にスピーチしてたよね?僕、そこにいたよ。どうだった?」

「まー、楽しかったよ。やるべきだったのは30年前だと思うけどね(笑)。でも、良かったよ」

「でもさ、僕たち中退組じゃん?」

「それが一番いいところでさ、大学から名誉学位もらえるんだよ」

「え…何、じゃあ講義行かなくてもいいの?」

「そうなんだよ。それを履歴書に載せるだけ。すごくいいだろ?」

「じゃぁ、どんなスピーチにするか、一緒に考えてくれない?」

「あぁ、いいよ。ちょっとその前に、お菓子でも持ってこよう」

と、席を立つ2人。コント風の動画はここで終了。

ところでこの会話、ビル・ゲイツが2007年のハーバード大学の卒業式で語った

「父さん、いつも言ってただろ?『ハーバードに戻って、学位を取るつもりだよ』って。本当にハーバードには感謝したい。だから来年には仕事を変えようと思ってる。やっと履歴書にハーバード卒って書けることになったんだから。とても嬉しいよ」

というセリフにもかかっているみたい。

当時から10年経ち、やっと卒業生の一員(?)となるマーク・ザッカーバーグ。どんなスピーチをするのだろうか?

2017年5月25日の卒業セレモニー。彼のスピーチ内容はもちろん、そのジョークにも期待したいところ。

Licensed material used with permission by HARVARD UNIVERSITY
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