表情がリアル過ぎ……「大阪大学」で開発が進む「子ども型アンドロイド」

まるで生きているように見える子ども型ロボット……その姿をご覧ください。CGとかではありません。正直なところ気味が悪いほどです。

© Hisashi Ishihara /Youtube

これは、「大阪大学」の研究者グループが2011年に初披露し、開発を続けている子ども型アンドロイド・ロボット「Affetto(アフェット)」の現在の様子。

顔面の116ヵ所のポイントを使って、皮膚に似た柔らかな素材で覆った膜を動かし、多彩な表情を作ることが可能。もともとは、笑顔やしかめ面などいろいろな表情ができる人間そっくりの頭部に過ぎなかったが、今では圧力の違いを繊細に感知するセンサーである人工の「痛覚神経系」とつながり、刺激への反応を示すこともできるようになったという。

ちなみに以下は1年前の記録動画。滑らかで微細な表情の変化を見せるなど1年の間に成長(進化?)した「Affetto」。

人と同じように感じ、より深くコミュニケーションができるロボットの実現は、じつはそれほど遠い先の話ではないようだ。

© Hisashi Ishihara /YouTube
Top image: © iStock.com/sarah5, iStock.com/The7Dew
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。